中岡慎太郎館をリニューアル
県東部に位置し、周囲を山々に囲まれた北川村は、坂本龍馬と並ぶ維新の立役者で陸援隊隊長であった中岡慎太郎の出身地です。「今年は大河ドラマ『龍馬伝』の放送で中岡慎太郎、そして北川村を全国の人に知っていただくチャンス。何もしなければ大河ドラマの効果も1、2年でなくなってしまいます。そこで昨年からさまざまな取り組みを行ってきました。中岡慎太郎館のリニューアルは、その切り札となる取り組みです」と大坪さん。展示物の陳列用ケースを保存性の高いものに一新し「これまで公開できなかった貴重な資料もズラッと展示できるようになりました」。2月9日(火)まで行われているリニューアルオープン記念企画展では、「陸援隊~組織と人物~」と題して、北川村指定文化財の中岡慎太郎が着用した裃(かみしも)など約80点の貴重な資料が展示されています。
モネの庭とも連携して
北川村には、慎太郎館のほかに、北川村「モネの庭」マルモッタン(2月28日まで休館中)、北川村温泉「ゆずの宿」など、人気の観光施設があります。特にモネの庭は、年間約7万人が訪れる県東部で屈指の観光スポット。「昨年のゴールデンウィークに、モネの庭で慎太郎館のパンフレットを配ったところ、慎太郎館の入館者が増えました。これからは、それぞれの施設が連携して、北川村のファンや交流人口をもっともっと増やしていきたいです」。
北川村では、慎太郎館とモネの庭が「土佐・龍馬であい博」の安芸サテライト会場から運行されている「高知東海岸観光周遊バス」のコースに含まれているほか、4月18日(日)には、初めての試みとして「中岡慎太郎 向学の道マラソン大会」を開催するなど、村に人を呼び込むための取り組みが充実してきています。
「次は中岡慎太郎応援団を結成しますよ」。北川村を中岡慎太郎で元気にする構想は、まだまだ広がっていくようです。

中岡慎太郎にまつわる貴重な資料を展示

中岡慎太郎館の前に立つ、躍動感あふれる慎太郎像

高知県を代表する観光スポットの一つ、北川村「モネの庭」マルモッタン