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正念場!産業振興計画 土佐の志 このコーナーでは、県内で地域おこしや特産品開発などで活躍している団体や人を紹介します。 地域アクションプラン[民間企業との連携による水産物の販路拡大] ■株式会社土佐社中 宿毛工場 工場長 徳広康史さん

一次産業を支援して、高知県の産業を元気にしたい。

宿毛湾の魚のブランド化を目指して

 すくも湾中央市場のすぐ隣にあるすくも湾漁協の工場を管理運営して、水揚げされたばかりの新鮮な魚を加工する「株式会社土佐社中」。ここで製造した切り身やすり身などの加工食品を、全国に200店舗以上の飲食店を展開する「ダイヤモンドダイニング社(以下DD社)」に販売しています。
 「宿毛湾の魚をブランド化したい」と熱く語るのは、土佐社中の宿毛工場を切り盛りする工場長の徳弘さん。工場が発展することで地域に安定した雇用が生まれますし、DD社と連携することで、全国に「宿毛のおいしい魚」を届けることができます。

高知を愛する2人の社長の思い

 土佐社中は、DD社と宮本正司さん(高知市の食品加工会社「高南食品」社長)の共同出資により誕生しました。
 誕生のきっかけは、豊かな宿毛湾の魚を商品として全国に売り出すことで「高知県の水産業に恩返しがしたい」と考えていた宮本さんの相談に、全国に販売網を持つDD社の社長で高知県出身の松村さんが「郷土の役に立ちたい、ぜひやりましょう」と即答したこと。2人の熱い思いが結びついて、この会社が生まれました。土佐社中は、漁協や地元の皆さんと一体になって、宿毛の魚のブランド化に取り組んでいます。

水産加工業界のリーディングカンパニーに

工場の従業員の写真 「まずは、高知県全体の魚の価値を上げていきたい。価値を上げるということは価格を上げることではありません。一定の価格で安定して供給することで、高知の魚の価値が上がり、マーケットに信頼される商品になります」と語る徳弘さん。さらに、「高知県漁協との連携を強め、宿毛湾で水揚げ量が不足する魚があれば他の漁港に揚がった魚をすぐに入手できるように、情報を共有できる仕組みをつくっていきたい」とこれからの課題も見据えています。最後に、「高知県の水産業を元気にするために、DD社などの幅広いネットワークを生かしながら、水産加工業界のリーディングカンパニーになりたいと思います」と力強く語りました。

株式会社土佐社中 宿毛工場 工場長 徳広康史さんの写真

魚を加工している様子

工場内部の様子

 
問い合わせ
株式会社土佐社中 宿毛工場 宿毛市小筑紫町田ノ浦1340-2 
TEL 0880・67・2010 FAX 0880・67・2011
URL http://www.tosa-shachu.com/
 
 
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