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正念場!産業振興計画 土佐の志 このコーナーでは、県内で地域おこしや特産品開発などで活躍している団体や人を紹介します。 地域アクションプラン [JA土佐れいほくユズ加工場の取り組み] ■JA土佐れいほく 加工販売部 課長 三谷 賀彦さん

嶺北のユズ加工品を世界に売り出す

加工場を整備して、ユズ加工の効率を大幅に向上

 嶺北地域は、県内でも有数のユズの産地。JA土佐れいほくでは、平成14年からユズの加工品作りに取り組んでいます。加工販売部の三谷さんは、「平成12年、13年とユズ果汁の市場在庫が増え、価格が低迷しました。このため、ユズ酢以外にも付加価値のある商品が必要だと思い、ドレッシングを作ったのがスタートです」と当時を振り返ります。
 平成17年には、搾汁施設やジュースの製造ラインなどを備えた加工場を整備。ユズの加工品作りが本格化し、売り上げも順調に上昇しました。さらに、国の交付金や県の産業振興計画の補助金を活用した新たなユズ加工場が、昨年4月に稼働を開始。果汁処理能力やジュースの製造能力が飛躍的に向上しました。

地域のため、次世代のためにユズ加工品を世界へ

 「処理能力の大きい新加工場を十分稼働させるためには、原料となるユズの確保が重要です。工場が本格稼働を始めた6年前からユズの苗木を新たに植え始め、その数は約3万本にもなりました」と、先を見据えた対応を語る三谷さん。「ユズの加工品は出尽くした感があるので、ユズと別の原材料を組み合わせた商品に注目しています。今は、青森県の津軽リンゴと嶺北のユズを組み合わせたジュース『ユズアップル』の販売開始に向けて着々と準備を進めています」と、新しい加工品作りについても話してくれました。
 さらに、「国内市場でユズはすでに飽和状態。海外の展示会にも参加して、販路開拓に取り組んでいます。地域の加工品を海外に売り出す取り組みは、全国のJAでもあまり例がありませんが、徐々に注文も増えています」と売り上げの向上にも余念がありません。「ユズ加工品が嶺北地域の農業を支え、雇用を生み出していく。そのためには、売り上げを伸ばして安定的な利益を生み出していくことが必要です。この嶺北で暮らしていく次の世代のためにも、ユズ加工品を世界へ向けて売り出す道筋をつけるように頑張っています」と、ユズ加工品にかける思いを語ってくれました。
 JA土佐れいほくのユズ加工品作りへの挑戦は、これからがいよいよ正念場です。

JA土佐れいほく 加工販売部 課長 三谷 賀彦さんの写真

 

ユズ加工品の写真

 

加工場の写真

 
問い合わせ
JA土佐れいほく 長岡郡大豊町黒石200-2 TEL 0887・73・0080
URL http://www.tosa-reihoku.or.jp/
 
 
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