高知県立塩見記念青少年プラザの由来



 高知県立塩見記念青少年プラザの建物は、土佐市出身の参議院議員の故塩見俊二氏が高知県民の文化振興のため私設図書館「塩見文庫」として設立されるのにともない昭和47年に建築されたものです。
  平成3年に高知県に寄贈され、平成5年に「高知県立小津青少年ふれあい センター」としてオープンしました。平成15年には、高知県立図書館へ蔵書を移転し、青少年の皆さんの居場所として、気軽に利用してもらえるように塩見記念青少年プラザとして、平成16年8月にリニューアルオープンしました。平成16年8月から、指定管理者制度の導入により、青少年育成高知県民会議が管理者となり、平成24年4月から「特定非営利活動法人たびびと」が管理しています。
 建物は四点支持方式というユニークな鉄筋五階建て、現存する昭和モダニズム建築のなかでも魅力的なものだそうです。

   塩見俊二さんの略歴
1907年(明治40年)5月17日  土佐市に熊吉、良の二男として誕生。
     〜〜県立城東中学校、旧制高知高等学校、東京帝国大学法学部卒業。〜〜
1931年(昭和6年)台湾総督府入庁  〜〜終戦に伴い1946年に帰国。
1933年(昭和8年)結婚  後に和子夫人の実家の場所が塩見文庫(現在のプラザ)となる。
1956年(昭和31年)  第4回参議院議員選挙に立候補し当選。以後、通算4期参議院議員。
     〜〜自治大臣、厚生大臣を歴任。〜〜
1966年(昭和41年)  高知市電気ビルに塩見文庫開設。昭和47年に小津町に新築移転する。
1980年(昭和55年)  11月22日 73歳にて逝去。酒をこよなく愛で、飾り気のない人柄で知られる。土佐市名誉市民。

*塩見ご夫妻は、お子さんに恵まれず、"子どもの代わりに郷里高知に、図書館を残したい"と思われました。そこには、 "図書館は単に本を読む場所というだけでなく、あるいは瞑想と思索の場所として、あるいは人生と社会を追及する対話の場所として大きな使命(塩見文庫の落成まで より引用)""余裕時間の活用いかんが日本民族の運命を決定しようとしているのであります。単にレジャーやギャンブル等だけで余裕時間を消費するとすれば、日本民族は精神的に破滅するのではないかと恐れるのであります(県立図書館落成祝辞 より引用)"、ご自身の本への熱い愛情、日本民族の行く末を慮る深い見識、そして若い人へのエールがあります。  
 「たびびと」も、20年間、「みえなくても、よめなくても、本がスキ!」をモットーに、録音図書サービスボランティアを続けてきました。微力ながら、塩見氏の想いを引き継ぐ一員に加えて頂き、「青少年の成長の場であり生涯学習の場」として、塩見記念青少年プラザの運営に努めていきます。
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