くらしネットKochi 2015年度 第3号 IP電話(アイピーでんわ)に関する相談が増えています   インターネットを利用する電話「IP(アイピー)電話」に関しての、様々なトラブルが増えています。 昨年度は2010年度の約2倍となり、60歳代以上の方からの相談が全体の3分の2を占めています。 その内容は、勧誘や契約に関すること、契約した後のサービス利用に関することとなっています。               (国民生活センター調べ) ※IP電話:インターネット回線を使った電話サービスで、03や06等で始まる電話番号を利用するものと、 050で始まる電話番号を利用するものがあります。 03や06等で始まるものは、アナログ固定電話と同等のサービスを利用できますが、050で始まるものは、 110番や119番などの一部の機能が制限されています。 相談事例 ・ 料金が安くなると言われIP電話を契約したが、安くならなかった。 ・ 電話勧誘を受けて資料送付を依頼しただけなのに、契約したことになっていた。 ・ 業者が訪問してきて勧誘され契約したが、家族に反対されたので取り消し(解約)たい。 アドバイス ◆ 勧誘されても、すぐには相手方に返事をせず、家族や知りあいの方に相談しましょう。 ◆ 料金面だけでなく、自分が本当に必要とするサービスなのか考えましょう。 ◆ 相手方から届いた書面の中身をきちんと確認しましょう。 ◆ セキュリティー対策などの留意点も十分知っておきましょう。 ◆ 不安に思った場合は、最寄りの消費生活センターまたは市町村窓口に相談しましょう。 クイズで学ぼう!お金のイロイロ(問い)ローン編 知るぽるとHP「今月のクイズ」より Q消費者金融で年利18%でお金を借りると、何年で返済すべきお金は2倍になるでしょう? ・4年 ・8年 ・12年 ・16年 答えは次のページ 高知県金融広報委員会は、中立公正な立場から、 くらしに身近な金融に関する幅広い広報・学習支援活動を行っている団体です。 ホームページ 高知県金融広報委員会 検索 知るぽると www.shiruporuto.jp 高知県金融広報委員会 (事務局 日本銀行高知支店総務課内) TEL:088-822-0114 消費者ホットライン ・188番(お住まいの市町村等の消費生活相談窓口をご案内します)