くらしネット kochi 2019年度 第2号 お金に関してお困りの方を対象とした 弁護士や司法書士による無料相談会を開催します 予約不要  借金の返済に関する無料相談会を、高知市、南国市、四万十市で開催します。借入れ時の契約書や明細など、債務の状況がわかる書類をご持参のうえ、終了時間の30分前までに会場にお越しください。(ただし、受付時間内でも、人数が多い場合は、受付を制限する場合がありますので、ご了承ください。)  また、すべての会場で「こころの健康相談会」も同時に開催します。返済生活を送る中で、心身に不調を抱えていらっしゃる方も、ぜひご相談ください。 開催日時 9月1日(日)13時~16時 高知県立消費生活センター(高知市旭町3-115 ソーレ2階) 9月6日(金)17時~20時 幡多広域消費生活センター  四万十市立働く婦人の家 四万十市右山五月町8-32  ※四万十市立中央公民館の隣です。 ※1社当たり債務額が140万円を超える相談は、対応できない場合 がありますので、事前にご相談ください。 9月7日(土)13時~16時 高知市消費生活センター(高知市本町4-1-24) 9月8日(日)13時~16時 南国市役所(南国市大埇甲2301) 9月11日(水)17時~20時 高知市消費生活センター 9月13日(金)17時~20時 高知県立消費生活センター ※開催日により、会場や時間が異なりますので、ご注意ください。 上記無料相談会についてのお問い合わせ先 借金の返済に関すること:高知県県民生活・男女共同参画課  TEL:088-823-9653 心の健康に関すること :高知県障害保健支援課       TEL:088-823-9669 高知県立消費生活センターでの相談会について 上記の日程で来られない方、高知県立消費生活センターでは、定期的に弁護士による多重債務の無料法律相談会も開催しています。 予約制のため、まずは高知県立消費生活センター(☎088-824-0999)にお電話ください。 開催日時:毎月第3月曜日(月曜日が休日の場合は、翌開所日)午後2時~4時45分(1人30分) クイズで学ぼう!お金のイロイロ(問い) 知るぽるとHP「くらきんクイズ」より ※金融広報中央委員会の広報誌“くらし塾 きんゆう塾”から出題されたクイズです。 Q. パートナーや子どもがいないシングル世帯の場合でも、判断能力が低下した場合(または低下に備え)、財産管理や各種契約手続きを代行してくれる仕組みがあります。はたして、それは次のうちどれでしょう? ①成年後見制度 ②死後事務委任契約 ③公正証書遺言 答えは次のページ ⇒ 高知県金融広報委員会は、中立公正な立場から、くらしに身近な金融に関する幅広い広報・学習支援活動を行っている団体です。 TEL:088-822-0114 高知県金融広報委員会 クイズで学ぼう!お金のイロイロ(答え) 答えは ①成年後見制度 ①の「成年後見制度」は、判断能力が不十分な高齢者などに代わり、後見人が財産管理や各種契約手続きを行うものです。成年後見制度には2種類あり、判断能力が衰える前であれば、判断能力の低下に備え、「任意後見制度」を利用できます。あらかじめ自分の意志で後見人を決め、その人に介護サービスの契約や財産管理などを行ってもらいます。もう一つは判断能力が衰えてから、本人や親族などが家庭裁判所に申し出て、後見人をつける「法定後見制度」です。どのような老後を過ごしたいのか、自分の希望に沿って財産管理などを行ってほしいのであれば、判断能力があるうちに自身の望む後見人に今後を託せる任意後見制度の方が向いているでしょう。②の「死後事務委任契約」は文字通り死後の対策になります。亡くなった後の葬儀や埋葬、入院していた病院や介護施設の費用の支払い、行政への届け出などの事務手続きを代行してもらいます。③の「公正証書遺言」も死後の対策で、自分の財産を誰に託すかなどを決めておけます。相続人がいない人の財産は原則として国庫に納付されますが、遺言を残すことで希望する人に遺産を寄付することができます。これを遺贈といいます。遺贈する相手は、友人や相続人ではない親族のほか、学校やNPOなど公益団体にすることもできます。公証人が作成する公正証書遺言であれば、遺言書が無効となる恐れはありません。改ざんや紛失の恐れもなく、死後に裁判所に持って行く必要がないのもメリットです。 くらしネットkochi  高知県金融広報委員会では、金融・経済、生活設計、生命保険などに関する専門家である「金融広報アドバイザー」を地域やグループ等で開催される各種学習会・講演会へ無料で派遣しています。「家計簿のつけ方を勉強したい」、「最近の金融トラブルについて詳しく話を聞きたい」など、くらしに関係のある金融情報について勉強したいと思われたら、お気軽にお問い合わせください。 高知県金融広報委員会事務局(日本銀行高知支店総務課内) TEL:088-822-0114 消費生活センター便り 高知県立大学との連携講座「消費生活講座」受講者募集! 1 日時:令和元年9月21日(土)~9月27日(金) 全15講座      平日:18:00~21:10、土曜日:13:00~17:50、日・祝日:13:00~16:10 2 場所:高知県立大学 永国寺キャンパス 3 内容:SDGsとエシカル消費、製品安全の基礎知識やクーリング・オフ制度などの法律の知識、知っておくと生活に役立つ知識などを各分野の専門家から学び、かしこい消費者になりませんか。  県内事例① ●100円のお試しサプリを申し込んだら、6回の定期購入だった。解約したいと連絡したら高額な違約金を請求された。 ●行政の機関を名乗って、個人情報を聞き出す電話があった。不審。 ●突然訪問してきた業者に、安くなるからとせかされ、屋根塗装工事を契約してしまった。クーリングオフしたい。  私たちは、日常生活で思いがけずこのような消費生活トラブルに陥ることがあります。そうしたトラブルを防いだり、解決したりするために、私たち消費者は必要な情報を収集、選択し、「自立した消費者」になることが求められます。  高知県立消費生活センターでは、高知県立大学と共同で「消費生活講座」を開催します。この講座では、経済や法律の知識のほか、わかっているのに騙されてしまう消費者心理や、金融商品への投資のリスクとリターンなど、私たちが消費生活を送るうえで役立つ知識を、大学教授や弁護士など各分野の専門家から学べます。  受講料は無料ですので、ぜひ積極的にご参加ください。 消費生活に関するご相談は 高知県立消費生活センター ☎088-824-0999 住  所 〒780-0935 高知市旭町3丁目115番地「ソーレ」2階 受付時間 日曜日~金曜日 9:00~16:45 休 所 日 土曜日・祝日・12/29~1/3 ※日曜日も相談を受け付けています ホームページ http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/141602/ 消費者ホットライン……局番なしの188番 お住まいの市町村等の消費生活相談窓口をご案内します