1ページ目 くらしネットkochi 2021(令和3)年度 第1号 新型コロナウイルス感染症に関連したトラブルに注意!!  感染拡大を防ぐための外出の自粛やオンライン利用等に伴い、新たな詐欺や悪質商法等消費者トラブルが増える懸念があります。金銭・個人情報をだまし取る電話やメール等はもっともらしい理由をつけてあなたに近づいてきます。  今回は、特にご注意いただきたいポイントを紹介します。 こんなことに気をつけよう! 行政機関等のなりすまし ★新型コロナウイルス感染症のワクチン接種は無料です。 「お金を払えば優先的にワクチンが接種できて後で返金される」、「医療従事者向けのワクチンが余ったので○万円払えば接種できます」という電話は詐欺! ★電話・メールで個人情報を求めることはありません。 行政機関を名乗り、「新型コロナワクチン接種券を送るので家族の人数を教えて欲しい」、「ワクチン接種に必要なので口座情報を教えてください」という電話にはご注意! ★コロナ関連の給付金に必要だとして金銭をだまし取ろうとする「給付金詐欺」や、金融機関や大手企業を名乗りメールで登録情報の変更を促して個人情報を聞き出そうとする「フィッシング詐欺」が多発しています。 電話・メールの差出人を十分確認しましょう! 身に覚えのない商品の送り付け ★身に覚えのないマスク等の商品が送り付けられるトラブルが発生しています。 慌てて事業者に連絡したりせず、使用せずに保管し、14日間経ってから処分しましょう!※特定商取引法の一部改正後は直ちに処分等が可能になります。 SNSを通じた悪質商法トラブル ★「コロナの影響で収入が減ったので、副業を探し、情報商材を購入したがだまされた」といった相談があります。  SNSを通じたもうけ話にはご用心! コロナへの予防効果を標ぼうする不当表示 ★現時点では、新型コロナウイルス感染症の予防商品に客観性・合理性は確認されていません。  「新型コロナウイルス感染症を予防できる!」といった商品にはご注意! ※本内容は、消費者庁の新型コロナ関連消費者向け情報の内容の一部を編集して作成しています。 クイズで学ぼう!お金のイロイロ(問い) 知るぽるとHP「くらきんクイズ」より ※金融広報中央委員会の広報誌“くらし塾 きんゆう塾”から出題されたクイズです。 Q.「マイナンバーカード」が健康保険証として利用できるようになった。 ① 正しい ② 誤っている 答えは次のページ ⇒ 高知県金融広報委員会は、中立公正な立場から、くらしに身近な金融に関する幅広い広報・学習支援活動を行っている団体です。 ホームページ 高知県金融広報委員会  検索 2ページ目 クイズで学ぼう!お金のイロイロ(答え) 答えは ① 正しい  マイナンバーカードの普及促進に向けて、2021(令和3)年3月からマイナンバーカードが健康保険証として利用できるようになりました(利用には、事前にマイナポータルで申込みが必要です)。医療機関や薬局の受付でマイナンバーカードをカードリーダーにかざすだけで、ICチップ内の電子証明書により医療保険の資格などをオンラインでスムーズに確認できるようになりました(12桁のマイナンバーは使われません。また、医療機関や薬局の受付窓口でマイナンバーを取り扱うこともありません)。健康保険証の場合は、引越しをすると住所の変更手続きが必要だったり、転職をすると切替えが必要だったりしますが、マイナンバーカードの場合はそういった手続きを踏むことなく受診できるというのもメリットです。  健康保険証以外にも、さまざまな分野でマイナンバーカードを活用したデジタル化が進められています。 高知県金融広報委員会では、金融・経済、生活設計、生命保険、相続などに関する専門家である「金融広報アドバイザー」を地域やグループ等で開催される各種学習会・講演会へ無料で派遣しています。「家計簿のつけ方を勉強したい」、「最近の金融トラブルについて詳しく話を聞きたい」など、くらしに関係のある金融情報について勉強したいと思われたら、お気軽にお問い合せください。 高知県金融広報委員会事務局(日本銀行高知支店総務課内) TEL:088-822-0114 ※くらしネットkochi第1号は高知県金融広報委員会の協力を得て作成しています。 消費生活センター便り 模倣サイトにご注意ください!  有名企業等の公式サイトによく似た模倣サイトで商品を購入してしまうトラブルが発生しています。模倣サイトでは、日本語などが明らかにおかしいものもありますが、最近ではロゴをそのままコピーしているなど、正規サイトとそっくりで見分けがつかないほどよく似ているものもあり、注意が必要です。 県内事例①  知人が通販サイトでブランド品のバッグを購入した。定価よりとても安い値段だったので、公式サイトを確認すると、模倣サイトとして注意喚起リストにあげられているサイトだった。(契約当事者:40代 女性) 県内事例②  インターネットで時計とブレスレットのセットを注文した。クレジットカードで支払うことにしたが、できなかったので仕方なく代引きを選んだ。後日、商品が届いたので支払いをして受け取ったが、注文した商品と違っていた。調べたところ、偽のサイトだった。(10代 女性) ●販売価格が大幅に値引きされている場合などは、模倣サイトの可能性が高く、注意が必要です。詐欺・模倣サイトを完全に見分けることは非常に困難なため、少しでも不安を感じた場合は、購入をいったんやめましょう。 ●注文時に入力した個人情報やパスワードが悪用されると被害が拡大するおそれがあります。普段から、推測されやすいパスワードは使用せず、使い回しもやめましょう。 ●模倣サイトでクレジット決済をしたことに気づいたときは、すぐにクレジットカード会社に連絡をしましょう。代引配達の場合は、代金を支払う前に地域の消費生活センター(消費者ホットライン「188(いやや)」番)などに相談しましょう。 ●海外事業者とのトラブルについては、国民生活センター越境消費者センター(https://www.ccj.kokusen.go.jp)で、ウェブホームにて相談を受け付けています。 このほか高知県立消費生活センターからの情報発信中! Facebookもチェック⇒ 消費生活に関するご相談は 高知県立消費生活センター☎088-824-0999 住所 〒780-0935 高知市旭町3丁目115番地「ソーレ」2階 受付時間 日曜日~金曜日 9:00~16:45 休所日 土曜日・祝日・12/29~1/3※日曜日も相談を受け付けています ホームページ https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/141602/ 消費者ホットライン……局番なしの188番 お住まいの市町村等の消費生活相談窓口をご案内します