一ページ 障害とは 障害には、いろいろあります。 そして、一人ひとりの障害の状態は、みんな違います。 身体障害 身体障害には、視覚(見ること)、聴覚(聞くこと)、肢体(手や足)、内部(内臓)などの障害があります。 視覚障害 目が見えない・見えにくい障害です。 聴覚障害 耳が聞こえない・聞こえにくい障害です。 肢体不自由 立つことや、座ること、ものを持つこと、手で何かをすることなどが難しかったりします。 内部障害 心臓や肺、じん臓などの内臓がうまく働かない状態です。 知的障害 知的機能の障害が発達期(おおむね十八歳)までにあらわれ、ものを覚えたり、考えたり、表現することなどが、同じ年齢の人と比べるとゆっくりだったり特別な支援が必要な人がいます。 二ページ 精神障害 さまざまな刺激を伝え合う脳の神経の動き(感じたり、考えをまとめたり、表現したりすることなど)が、病気やケガ、薬物などのためにうまくいかなくなって、状況にふさわしい行動がとりにくくなるなど、日常生活に影響を与えている状態をいいます。 発達障害 会話や、他の人との関わりが苦手な人がいます。また、言葉や意味はきちんと理解できますが、文字を読んだり書いたりすることが苦手な人がいます。 高次脳機能障害 病気や事故で脳に損傷を受けた後遺症により、新しいことを覚えにくくなる、意欲がわかない、感情のコントロールが難しいなどのため、生活上の様々な場面で問題が生じる場合があり、これを高次脳機能障害といいます。 難病 どうして起こるのか原因がはっきりわからず、完全に治す方法が見つかっていない病気です。