安全安心 まちづくりニュース みんなで始めよう!犯罪のない安全安心まちづくり 2015年度 第2号 漫画でSTOP!特殊詐欺 高知警察署がコンクールを開催  県内で相次ぐ特殊詐欺の被害を高知の漫画文化で防ごうと、高知警察署が「サギをSTOP!まんがコンクール」を初めて開催しました。  「高齢者の被害防止」をテーマに募集したところ、中高生を中心に8歳から71歳まで個性あふれる101点の作品が寄せられ、まんが王国・土佐推進協議会事務局長ら5名がユーモアやアピール度、メッセージ性などを基準に審査した結果、5点の優秀作品が選ばれました=写真参照。  審査員を務めた高知県出身の漫画家、村岡マサヒロさんは「詐欺に関心を持ってもらうために、漫画が警察と地域をつなぐ橋渡し役になればうれしい」と話していました。  優秀作品については、啓発ポスターなどで活用するほか、県内各地で開く防犯イベントや公的機関の窓口などで展示されるとのことです。  ■ 「還付金があります」という電話にご注意!  市役所や社会保険事務所の職員をかたり「医療費の還付金がある」などと話す不審な電話が、県内で相次いでいます。  電話の内容は「通帳やキャッシュカードの有無、預金額などを聞き出す」「還付金があるから現金自動預払機(ATM)へ行くよう指示する」といったものです。  市役所などの公的機関が、医療費を返還するために電話をかけることはありませんし、ATMを操作して還付金を受け取る手続きを指示することはあり得ません。  怪しい話、儲け話等の電話がかかってきても、決して相手にはせず、まずは家族や周囲の方に確認し、警察や行政の相談窓口に相談するようお願いします。