病院紹介

院長挨拶

新年のご挨拶:2020年初頭

院長あいさつ明けましておめでとうございます。皆さまには健やかに新年をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。「平成最後の・・」から「令和最初の・・」という言葉に替わったのもつい最近のように思いますが、もう令和2年の幕開けです。今年はオリンピックイヤーであり、皆様とても楽しみにされていることと思います。

さて、幡多地域の医療も今年から大きく変わりそうです。皆様ご存知のとおり、高知県では医師を含めた医療従事者の多くが高知市内に集中するため、ここ幡多地域では医療スタッフの不足が続いています。地域の方々が望まれている「幡多で完結する良質な医療」をこの先も提供し続けるには、病院・診療所や保健・福祉などの行政、介護施設が「One Team」となり、医療機能や役割の分担をさらに加速して行う必要があります。

その中で、幡多けんみん病院は5疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、精神疾患)5事業(救急医療、周産期医療、小児医療、へき地医療、災害医療)中心の医療を継続しながら、今後も急性期医療に力を入れて参ります。

患者さんには、回復期あるいは慢性期になれば、幡多地域内の病院や診療所に転院していただく場合も多いかと思います。その後、機能回復できれば介護施設に戻る、あるいはかかりつけ医で外来診療を継続することになります。万が一病状が悪化しても、その時はけんみん病院が再度担当させていただきます。このような医療・介護の循環を行うことで、患者さんが元の生活に早く戻れるよう手助けをしたいと考えています。

残念ながら、急性期から療養までの全てをひとつの医療機関で提供するには、人材も財源も足りないのが現状の医療です。幡多地域内で転院する場合、患者さんにご迷惑のかからないように、医療機関同士はより連携を強化していますので、ご安心ください。

最後に、皆さまにとりまして幸多い年になりますよう祈念しまして年頭のご挨拶といたします。どうぞ今年もあたたかいご支援とご助言を心よりお願い申し上げます。

令和2年1月1日
高知県立幡多けんみん病院 院長 矢部 敏和