信州大学がなす特有の食品機能性成分コリンエステル（血圧上昇抑制効果、リラックス効果）を発見し、「ナス高機能化コンソーシアム」でなす高付加価値化のための機能性表示食品の開発に取り組んだ。
　県内で栽培される「なす」には十分なコリンエステル含有量が認められており、JA高知県が消費者庁に機能性表示食品「高知なす（生鮮）」として申請し、令和２年９月11日に届出受理されている。
　研究に携わった関係者と生産者が、副知事を表敬訪問し「高知なす」の機能性と今後の販売拡大に向けた取り組みを報告する。

【ナス高機能化コンソーシアムの構成】
　信州大学、高知県農業技術センター、北海道情報大学、農研機構野菜花き研究部門、
(株)サラダコスモ、(株)ADEKA、倉澤正俊(生産者)
【協力機関】
　安芸農業振興センター、高知県農業協同組合(JA高知県)、島貿易(株)、三井食品工業(株)
(株)ウェルナス