公開日 2021年06月18日
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行事名
令和2年度 消費生活相談の概要 -
日時
2021年6月18日 -
場所
無 -
知事の出席
無 -
副知事の出席
無 -
取材ポイント
県立消費生活センターでは、消費者から寄せられた消費生活に関する相談を取りまとめた 「消費生活相談状況のまとめ」を毎年度作成しています。令和2年度の概要を取りまとめま したので、お知らせします。
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内容
1 県立消費生活センター受付状況 (1)相談受付件数 令和2年度(令和2年4月1日 ~ 令和3年3月31日)に寄せられた相談件数は、 2,410件で、前年度(2,370件)に比べて1.7%増加しました。 相談件数が増加した主な要因としては、通信販売に関する相談の増加があげられま す。 (2)相談内容等 ●契約当事者は、依然として60歳以上の割合が高い 年代別にみると70歳以上の契約当事者が606人、60歳代が397人となってお り、60歳以上の契約当事者が全体に占める割合は約42%で、依然として60歳以 上の相談が多い状況にあります。 ●相談の多かった商品・サービスは、「放送・コンテンツ等」と「健康食品」、 「融資サービス」 最も相談が多かったのは「放送・コンテンツ等」で182件、次いで「健康食品」 の168件、3番目が「融資サービス」で101件でした。 「放送・コンテンツ等」と「健康食品」は、全ての年齢層で上位を占めています。 ●「他の保健衛生品」に関する相談が増加 新型コロナウイルス感染症の影響により「マスク」に関する相談が増加したことに より、少なくとも過去10年間は、上位10位以内に入っていなかった「他の保健衛 生品」に関する相談が増加しました。 ●定期購入に関する相談が増加 低価格に設定されている健康食品や化粧品の申込みをしたところ「定期購入になって いた」、「解約しようと思い、電話をするがつながらない」、「解約しようとした ら、割引前の高額な料金の支払いを求められた」など、通信販売に関する相談が多く 寄せられました。 ●新型コロナウイルス感染症に関連する相談 新型コロナウイルス感染症に関連する相談は201件でした。マスクの品不足や高価 格に関する相談や、結婚式場や旅行関係等のキャンセルに関する相談等、新型コロナ ウイルス感染症に関連した相談が多く寄せられました。 2 県内市町村消費生活相談受付状況 県内市町村の窓口が受け付けた消費生活相談は、3,065件で、前年度(3,043 件)と比べて0.7%(22件)増加しました。そのうち、高知市、南国市、幡多広域 の各消費生活センターで受け付けた相談は、2,637件で、市町村受付件数全体の約 86%を占めています。 詳細については、高知県立消費生活センターのホームページをご覧ください。 https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/141602/2021061500146.html また、内容についてのお問い合せは、高知県立消費生活センターへお願いします。