（１）一般社団法人日本ディープラーニング協会について
・設立：2017年６月１日
・設立目的：ディープラーニング（AI）※１を中心とする技術による日本の産業競争力の向上を目指している。ディープラーニングを事業の核とする企業や有識者が中心となり、産業活用促進、人材育成、公的機関や産業への提言、国際連携、社会との対話など、産業の健全な発展のために必要な活動を行っている。
・理事長：東京大学　松尾　豊
※１　ディープラーニングとは
深層学習とも呼ばれる、機械学習方法の一つ。現在、画像認識や音声認識において大きな性能の飛躍を遂げたのは、ディープラーニング技術の発展によるもの。

（２）行政会員について
・7月21日から新たに募集が開始された会員制度
・年会費：無料
・条件：協会の活動に積極的に協力すること
　（協会ホームページへの行政会員一覧の掲載は8月2日から開始）

（３）本県との関わり
・高知デジタルカレッジへの講師紹介
　令和2年度に高知工科大学で実施した「IT・コンテンツビジネス入門」において、ＪＤＬＡの理事兼事務局長の岡田氏や有識者2名に講義を依頼。
　 令和3年度においても、高知大学、高知工科大学での講義への講師紹介の他、高知デジタルカレッジに新設した「ＡＩビジネス活用講座※２」への協力など、強力なバックアップをいただいている。

（４）行政会員への参画目的
・　本県が実施する「高知デジタルカレッジ」等、人材育成に関する取り組みに協力いただいている。今後も人材育成を強化することとし、さらに連携を行っていきたい。
・　ＪＤＬＡが行うイベント等、最先端の開発を行っている企業等があつまるコミュニティに参加できることから、正会員、賛助会員に対し、協会を通じてコンタクトを取り、人材育成やＯＩＰ、ＩｏＰ等の県が行う事業へと、つなげていきたい。

※２　AIビジネス活用講座
　令和3年度から新設した講座。AIを自社のビジネスに活用するためのAIの基礎を実践して学ぶ「AIハンズオンセミナー」、AIに関する基礎知識からビジネスまでの利活用の方法を学ぶ「AIリテラシー講座」、AIを正しく理解し、実践を推進するための知識と実践を学ぶ「AIエンジニア育成講座」の３講座を実施。
＜講座１：経営層向けAIハンズオンセミナー＞
AIを自社のビジネスに活用するためのAIの基礎を実践を通して学ぶ、1日集中ワークショップを実施します。
【日時／場所】7月27日（火）9時00分～17時30分／ちより街テラス　ちよテラホール
【対象】AI活用を目指す県内企業の経営層
【定員】30名

＜講座２：AIリテラシー講座＞
AIの基礎、活用事例、ビジネス活用演習をオフラインで全３回実施します。
【日時／場所】
・１日目　9月29日（水）14時00分～16時30分／ちより街テラス会議室
・２日目　10月1日（金）14時00分～16時30分／ちより街テラス会議室
・３日目　10月7日（木）14時00分～16時30分／高知城ホール大会議室
【対象】AI活用を目指す県内企業の中堅・若手社員
【定員】30名
【申込締切】9月24日（金）

＜講座３：AIエンジニア育成講座＞
AIを正しく理解し、実装を推進するための知識と実践をオンラインで学ぶ講座を実施します。日本ディープラーニング協会認定プログラムを受講し、E資格取得とその後のAI活用を目指します。
【日時／場所】
・オンライン受講：10月1日（金）～令和4年2月28日（月）
・キックオフイベント：10月1日（金）17時00分～19時00分／ちより街テラス会議室
・最終発表会：令和４年２月（予定）／会場調整中
【対象】AI活用を目指す県内企業のエンジニア等
【定員】20名
【締切】8月31日（火）

＜講座URL＞
https://kochi-digital-college.jp/aibusiness/