行事等のお知らせ(No.00047300)

公開日 2021年10月20日

  • 行事名
    梅毒にご注意ください
  • 日時
    2021年10月20日
  • 場所
  • 知事の出席
  • 副知事の出席
  • 取材ポイント
     今般、梅毒が全国的に流行しており、報告者数は2015年の2,690例から2020年には5,871例と約2倍近くに増加しています。
     県内の報告者数も2015年に11例、2020年は35例の届出がありましたが、今年度は10月1日時点で73例の届出があり、感染が急増しています。また、2021年は10月1日時点で高知県に届け出られた73例のうち、高知県において感染した(推定を含む)と考えられる事例は62件であり、例年に比べ県内での感染事例が増加しており、県内で感染拡大の恐れが懸念されます(別紙参照)。
     早期発見は、個人においては早期治療に、社会においては感染拡大の防止に結びつきます。梅毒に感染したのではないかと不安な方は、ぜひ保健所での検査を利用してください。
  • 内容
    (1)高知県内の梅毒感染者の状況(令和3年10月1日時点) 別紙参照
    (2)感染経路・症状
       主な感染経路は、感染部位と粘膜や皮膚の直接の接触です。具体的には、性器と性 器、性器と肛門(アナルセックス)、性器と口の接触(オーラルセックス)等が原因となります。また、妊婦さんや妊娠の可能性がある女性が感染すると、流産や死産の原因となったり、赤ちゃんに生まれつきの障害を引き起こす危険性があります(先天梅毒)。
       ○第1期(感染後約3週間)
        ・感染部位(主に陰部、口唇部、口腔内、肛門等)にしこりができる
       ○第2期(感染後数か月)
        ・治療をしないで3か月以上を経過すると、手のひら、足の裏、体全体に赤い発疹が出る(バラ疹)
       ○晩期顕性梅毒(感染後数年)
        ・皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)が発生する
        ・脳、心臓、血管などの複数の臓器に病変が生じ、場合によっては死亡に至ることがある
    (3)予防方法
       性行為(アナルセックスやオーラルセックス含む)のときには必ずコンドームを使用してください。ただし、コンドームが覆わない部分の皮膚などでも感染がおこる可能性があるため、100%予防できると過信はせず、皮膚や粘膜に異常があった場合は、早めに医療機関を受診して相談しましょう。
    (4)検査日時
       添付書類参照
    (5)検査の方式及び注意事項
       ・事前予約制です。検査を受ける場合は、検査を受ける保健所に電話予約してください。
       ・無料・匿名の血液検査です。また、結果通知のため、検査を受けた保健所に後日(約10日後以降)再度来所していただく必要があります。
       ・検査結果の診断書の発行はしていません。
       ・第1期の最初の数週間は抗体検査をしても陽性反応が出ないことがあるため、感染してから十分な期間(約3週間)をおいて、検査結果を確認する必要があります。
       ・梅毒に感染していたとわかった場合は、周囲で感染の可能性がある方(パートナー等)も検査を行い、必要に応じて、一緒に治療を行うことが重要です。
    (6)参考となるホームページ
       ・高知県庁ホームページ
        【要注意】梅毒が急増しています!~自分や大切な人を守りましょう~
        https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/130401/2021070500458.html
       ・厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/qanda2.html
    
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