国道１９７号は、高知県の県都高知市を起点に、高知県須崎市・愛媛県大洲市を経て大分県大分市に至る、供用実延長２２３㎞の主要幹線道路です。また、高知県内の区間についてみると、高知市から須崎市までが国道３３号及び５６号との重用区間があるため、実質的な実供用延長は約５２．３㎞で、梼原町・津野町地域の産業・経済・観光・広域行政を支える中核的な社会資本であると同時に緊急輸送道路としての役割も担っています。
　当バイパスの現道区間は２車線になっていますが、野越・神根越の両トンネルについては、路肩部を含めても全幅６ｍ程度と大変狭く、大型車輌はトンネル内での行き違いが困難な状況になっており、加えて、冬期には積雪や凍結による大型車の接触事故やスリップによる立ち往生が頻繁に起こっている状況であり、これらの解消のため、バイパスルートの整備を進めてまいりましたが、この度、野越バイパスの工事が完成したことから、令和３年１２月２５日に開通いたします。
　この開通を記念し、事業の推進にご尽力いただいた関係者を招待し、現地で開通式を執り行います。

〈開通式の概要〉
　〇日時　　令和３年１２月２５日（土）１２：３０～１６：００
　〇場所　　高知県高岡郡津野町高野
　〇主催　　国道１９７号等（維新の道）整備促進期成同盟会、高知県
　〇主な出席予定者
　　　　　　高知県知事、国会議員、国土交通省、高知県議会議員、須崎市長、梼原町長、
　　　　　　津野町長、地元関係者等
　〇次第　　〈交通安全祈願祭〉　
　　　　　　　　１２：３０～　交通安全祈願祭
　　　　　　〈開通式〉
　　　　　　　　１３：００～　開通式（開会、主催者挨拶、工事経過報告等）
　　　　　　〈記念行事〉
　　　　　　　　１４：００～　もち投げ
　　　　　　〈開通セレモニー〉
　　　　　　　　１４：３０～　テープカット、くす玉開披
　　　　　　　　１５：００～　通り初め
　　　　　　　　１６：００～　開通
　　　　　　（上記時間は当日の進行状況により前後することがあります）