公開日 2021年04月16日
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行事名
企画展示「「高知県神社明細帳」と土佐の「式内社」」 -
日時
2021年4月27日~2021年7月18日 -
場所
オーテピア高知図書館3階展示室 -
知事の出席
無 -
副知事の出席
無 -
取材ポイント
・高知県立図書館所蔵の貴重資料「高知県神社明細帳」を紹介する展示です。 ・地域の神社を調べる際など、よく利用される資料でありながら、その詳細についてはあまり知られていない「高知県神社明細帳」の魅力を紹介します。 ・「高知県神社明細帳」の概要や来歴などを解説し、実物や関連する資料、写真パネルとともに展示します。 ・高知県の古い神社(式内社)21社もあわせて紹介します。
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内容
1)「高知県神社明細帳」について ・編纂された経緯 ・編纂の中心人物である松野尾章行(まつのお・あきつら) ・高知県立図書館が所蔵することとなった経緯 ・具体的な内容の紹介など 2)土佐の「式内社」について ・式内社21社を写真パネルや地図で紹介 ・式内社を特定した近世土佐の学者谷秦山(たに・じんざん)と、彼の著書「土佐國式社考(とさのくにしきしゃこう)」の紹介 *「高知県神社明細帳」とは: 国が全国の神社を把握するために、明治期に各府県に作成させたもの。各神社の祭神や縁起、合祀等の変遷、社地の面積や什器、氏子数など神社に関する様々な情報が記されており、敗戦直後まで国、県によって管理、運用されてきた高知県の神社の公的帳簿です。 *式内社とは: 『延喜式(えんぎしき)』神名帳に登載されている神社をさします。高知県(土佐国)には21社あります。 *『延喜式』とは: 平安時代中期に編纂された格式(きゃくしき)。格式とは当時の法律である律令(りつりょう)を補う目的で作られた法令をまとめたものです。神名帳(しんめいちょう)は延長5(927)年にまとめられ、当時の全国の「官社」を一覧することができます。