先輩職員からのメッセージ

先輩職員からのメッセージ(試験区分:学校事務)

試験区分:学校事務(平成28年度採用)
所属:県立伊野商業高等学校
異動歴:なし

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1. 現在の担当業務を教えてください。

 授業料に関する事務を担当しています。現行の教育費支援制度である「就学支援金・奨学給付金制度」の案内を中心に、高校生のいる家庭の教育費負担を少しでも軽減できるように取り組んでいます。他にも教職員の出張に関する事務やそれに伴う予算管理、外部の方を招いて実施する講演会に関する謝金の支払い、入試事務など、多岐にわたる業務を担当しています。
 また、学校の第一の窓口として、日々の電話対応や来客対応、生徒連絡なども大切な業務です。

2. なぜ、この職種を志望しましたか?

 私は県外の大学に進学したのですが、卒業後は生まれ育った高知県に貢献できる仕事がしたいと考えていました。高知県の状況を調べるうちに、教育の厳しい現状やそれを打破しようとする県の取り組みを知り、自分自身も公教育の恩恵を受けてきたことを思い返しました。
 当初は民間企業や一般行政職も視野に入れていたのですが、学校経営・生徒支援・先生への働きかけなど、あらゆる面から教育に携わることのできる「学校事務」という職種を知り、県職員として長期的かつ組織的に自分のやりたいことを実現できる仕事だと感じて志望しました。

3. 採用前のイメージと採用後のイメージは違いましたか?

 採用前は「先生のサポート役」という裏方のイメージを持っていましたが、実際には県行政に携わる固有の職として幅広い業務を担っており、円滑な学校運営にとって不可欠な存在だと分かりました。
 また、地方公務員という立場なので常に条例や規則といった根拠に従って業務を行いますが、「前年度はこうだったから今年度もこのまま」という慣例に囚われるのではなく、常に状況を踏まえて最善の方法を考える姿勢や、イレギュラーな出来事に対しても冷静に判断する姿勢が求められると感じました。

4. これまで担当してきた業務でやりがいを感じたことは?

 1・2年目は教職員の給与に関する事務を担当していましたが、今年度は授業料担当となり、保護者の方とやりとりをする機会が多くなりました。短時間に数百名分の事務処理を行うので集中力を要する大変な仕事ではありますが、分かりやすい書類の作成や個別対応など、自分で工夫・改善する余地があり、無事に全員分の申請を終えたときには大きな達成感を感じました。 
 また、保護者の方から感謝の言葉をいただいたときや、生徒に「学校事務の仕事もいいなぁ」と言われたときに、少しでも誰かの心に残る仕事ができたのかな、と感じました。

5. 仕事上で困った時、どうやって解決しましたか?

 一つの物事について、根拠とする条文を参照するところに始まり、決裁後の処理に至るまで、行政の独特さを窮屈に感じて戸惑うこともありました。しかし、自分の言葉が規範となっていく責任の重さや、県民目線で納得できる仕事を行うことの重要さを知り、先輩方にも相談に乗っていただきながら着実に仕事を進めるようにしています。
 私の所属では、事務長をはじめとする計4人の職員で日々の業務にあたっています。どの先輩も優しく、知識・経験共に豊富で、参考法規や過去の事例について詳しく教えていただいています。不測の事態への早期対応のためにも、日頃のコミュニケーションは何よりも大切なものだと感じています。

6. これから受験される方へのメッセージをお願いします。

 授業やクラス運営で生徒と直接関わる先生方と比べると、学校事務は、書類やコンピュータ上での仕事というイメージがあるかもしれません。しかし実際には、予算の執行や、設備管理、学校生活を送るうえでの手続きなど、先生・生徒、学校運営の双方に密接に関わるやりがいのある仕事です。
 教育制度改革や教職員の働き方改革など、学校教育をめぐる状況が日々移り変わる中、学校事務職員への期待は年々大きくなっていると思います。「チーム学校」として一丸となり、高知県の将来を担う子どもたちの成長を支えていく学校事務職員として、ぜひ一緒に働きましょう。