昭和南海地震

*現在の地名で表示しています。

高知県や西日本各地に大きな被害をもたらした昭和南海地震は、1946年(昭和21年)12月21日午前4時19分に和歌山県潮岬の沖合い約50キロメートルの海底で発生しました。地震の規模を表わすマグニチュードは8.0でした。

高知県の沿岸には4~6メートルの津波が押し寄せ、大きな揺れと津波により679人が死亡・行方不明、1,836人が負傷したほか、4,846戸の家屋が全壊・流失するなど大きな被害が出ました。

家屋の倒壊
四万十市中村大橋通二丁目付近

ビルの倒壊
高知市堺町付近

陸へ押し流された漁船。昭和南海地震で宇佐湾沿岸は最大 5メートル近い津波に襲われた
土佐市宇佐町(提供 高知新聞社)

揺れによる橋の落下(9径間のうち6径間が落ちた。)
四万十市四万十川橋付近

揺れによる堤防の決壊
高知市葛島堤防付近

地盤沈下による浸水
高知市城見町付近

線路を津波による漂流物がふさぐ
須崎市浜町付近(提供 須崎市)

とじる