公開日 2021年08月06日
(3)政策プロジェクト
発達が気になる子どもと家族を地域で支える
-ESSENCEチームによる地域支援-
ギルバーグセンターでは、発達の気になる子どもと家族を地域で包括的に支える体制作りを目指し、モデル事業を実施しています。
実施期間
令和2年4月1日~令和6年3月31日
協力自治体
本山町
事業概要 事業概要図[PDF:967KB]
本事業では、発達の気になる子どもと家族を地域で包括的に支える体制の強化と、地域の支援者(母子保健、保育、教育等)の支援力向上を目指して、心理士等からなる「ESSENCEチーム」が乳幼児健診や乳幼児健診後の相談会、保育所に出向いてスーパーバイズを行います。その際、地域の支援者が「ESSENCE」という共通の視点で子どもの発達をみるために、ESSENCE-Q(ESSENCEに含まれる問題を把握するために開発された質問紙)を共通のツールとして使用します。
また、モデル事業で実践した発達の気になる子どもの支援体制構築の手法を他の地域に普及させることを目指します。
令和2年度 ESSENCEチームの活動実績
内容 | 活動の概要 |
DVDによる事業説明 DVDによる事前研修 |
令和2年4月、事業関係者を対象に、DVDによる事業説明とESSENCEに関する研修を実施した。 |
乳幼児健診におけるスーパーバイズ |
乳幼児健診を訪問し、子どもの発達の見立てや、健診後のフォローなどについて、保健師にスーパーバイズを行った。(計3回訪問) |
乳幼児健診後の相談会におけるスーパーバイズ |
相談会を訪問し、保護者支援や子どもの発達の見立てなどについて、保健師にスーパーバイズを行った。(計2回訪問) |
保育所訪問におけるスーパーバイズ |
保育所を訪問し、子どもの発達の見立てや、子どもに対する具体的な対応方法などについて、保育士にスーパーバイズを行った。(計20回訪問) |
ティーチャーズ・トレーニング |
保育士5名、保健師1名に全6回のプログラムを実施した。 |
研修型ペアレント・プログラム |
保護者に対して、全6回のプログラムを実施した。また、ペアレント・プログラムの指導者養成として、保健師1名、保育士3名が参加した。 |
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