平成29年度 「対話と実行行脚」 第6回 奈半利町

公開日 2020年01月20日

平成29年度 「対話と実行行脚」 第6回 奈半利町訪問実績

日時:平成29年12月19日(火曜日)

視察地

1.幼保連携型認定こども園なはりの視察
2.奈半利町防災センターの視察
3.藤村製絲記念館の視察
4.集落活動センターなはりの郷の視察及びなはりの郷活性化協議会との意見交換会
5.奈半利のおかっての視察
6.奈半利味噌の加工場の視察
7.加領郷魚舎の視察
8.集落保全営農組織平・花田組合員との意見交換会

視察の様子

認定こども園なはり

1.幼保連携型認定こども園なはりの視察

津波浸水想定区域内にあった幼稚園・保育所を高台に移転し、幼保一体化施設になった「幼保連携型認定こども園なはり」を訪問し、子供の安全確保と安心して保育ができる環境づくりの取組を視察させていただきました。
年齢の異なる児童が合同で行事を実施している様子や、高台移転による安全安心な保育環境は保護者からも好評という話を伺い、奈半利町では素晴らしい保育教育を提供されていると感銘を受けました。

 

奈半利町防災センター

2.奈半利町防災センターの視察

南海トラフ地震等の大規模災害発生時における防災対策活動の拠点として、浸水区域外の高台にヘリポート等を併設した防災拠点施設の建設現場を視察させていただきました。
1階はメインサーバーを移設して災害時に役場の機能を担えるようにし、2階は大広間と調理台を設置して避難所として活用予定との話をお伺いし、奈半利町の防災意識の高さを感じ、手本とすべく、今後ぜひ参考にしていきたいと思います。

 

藤村製絲

3.藤村製絲記念館の視察

高品質の生糸を作り、西日本最後の製糸会社として平成17年の操業停止まで、産業の近代化に大きく貢献したとして、近代化産業遺産に認定されるとともに、登録有形文化財にも指定されていた藤村製絲工場跡に平成27年に建設された藤村製絲記念館を視察させていただき、女工哀史の写真や創業時に稼働していた国内でも大変貴重とされる機材等を拝見させていただきました。
どの資料もとても興味深く、素晴らしい歴史的観光拠点として記念館が整備され、ますます観光客誘致に寄与されることを期待しています。

 

なはりの郷

 

4.集落活動センターなはりの郷の視察及びなはりの郷活性化協議会との意見交換会

なはりの郷活性会協議会メンバーと活動成果や今後の課題について意見交換をさせていただきました。
地域で抱えている課題は多くあるものの、町をあげてふるさと納税に積極的に取り組まれており、中山間地域でも工夫次第で本格的な地産外商を展開できることを、改めて勉強させていただきました。

奈半利のおかって

5.奈半利のおかっての視察

ふるさと納税の寄付金を活用して建設され、平成28年5月にオープンした農産物加工販売所「奈半利のおかって」を視察させていただきました。
試食させていただいた塩パンとお饅頭は、ついつい手が出てしまう美味しさでとても驚きました。
県内で開催されるイベントにも積極的に出展され、商談会にも積極的に参加される予定とのことで、今後も「奈半利のおかって」の知名度がますます向上するとともに、地産地消が進み、外商へと展開されることが期待されます。

奈半利味噌

6.奈半利味噌加工場の視察

土佐あき農業協同組合奈半利支所女性部が中心となり、地元農産物を活用した特産品の開発・製造・販売を行うことを目的に設立された「なはりなんでも市加工グループ」が、奈半利味噌の製造を行っている工場を視察させていただきました。
注文数の増加やふるさと納税件数の伸びもあり、奈半利味噌の売り上げは年々伸びているというお話を伺い、奈半利味噌が奈半利町を代表する特産品となることが期待されます。

 

加領郷魚舎

 7.加領郷魚舎の視察

ふるさと納税の寄付金を活用して建設され、平成28年5月にオープンした水産物加工販売所「加領郷魚舎」を視察させていただきました。
加工品がふるさと納税の返礼品やメディア媒体等で取り上げられ、売り上げは年々伸びており、今後も新商品の開発を積極的に行い、イベントや商談会への積極的な参加を通じて、「加領郷魚舎」の知名度向上と販路拡大を目指されるというお話を伺い、「奈半利のおかって」同様、ますます地産地消が進み、外商へと展開されることが期待されます。

集落保全営農組織平・花田

8.集落保全営農組織平・花田組合員との意見交換会

高齢化・人口減少が進む平・花田集落において、集落営農組織を立ち上げて地域営農を進めている組合員の皆様と、現在の取組や今後の課題等について意見交換をさせていただきました。
耕作放棄地の更なる解消を目指して、地域にあった農業に積極的に取り組もうとされているお話や、後継者確保のためには自分たちがその道筋をつけてやらないといけないという強い思いをお聴きし、奈半利町の農業、また、高知の農業の未来の明るさを感じるとともに、今後の取組に期待が高まりました。

 

 

 

 

 

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