所報 第63号(2017)

公開日 2018年02月26日

第63号(2017)

表紙

緒  言

 

 平成28年度に高知県衛生研究所が行った調査研究の成果と、行政依頼や感染症発生動向調査事業を主とする保健衛生に係る検査や測定結果の概要を高知県衛生研究所報第63号として、取りまとめました。御一読いただき、御意見・御助言をいただければ幸いです。
 近年、新興・再興感染症の国境や県境を越えた拡散への対応が大きな課題となり、平成28年度は、蚊媒介感染症の一種であるジカ熱への対応に加え、8月に発生した関西国際空港における麻しんの集団発生への対応が記憶に新しいところです。
 その他、食品に起因する健康被害として乳児ボツリヌス症の死亡事例の他、鶏ササミ寿司によるカンピロバクター集団食中毒、キュウリのゆかり和えによる腸管出血性大腸菌集団食中毒、スイレンをニラと誤食した自然毒食中毒による死亡事例が発生しております。
 これらの事例については、本県以外での発生ではありましたが、当衛生研究所では、これらの健康危機事象の原因微生物等も含めた種々多様な微生物、化学物質等の検査に即応し、その役割を果たす事ができるよう、検査機器の計画的な整備と検査技術の研鑽に努めているところです。
 また、当衛生研究所では、南海トラフ巨大地震発生後にもその役割を維持することができるよう、免震構造を取り入れた庁舎の改築工事を平成27年度より行っており、この平成29年4月には第一期工事が完了し一部仮使用となる新庁舎に移転いたしました。
 引き続き、現在も第二期工事を行っており、その後、完工した新庁舎への一部機能の再移転作業が発生いたしますが、その間の検査対応が途切れることのないように、関係機関に事前の協力要請を行うなど、様々な対策を講じて対応してまいります。
 今後も、日々の着実な取組を通じて、県民の健康と安全を守るため、正確かつ迅速な検査・分析の実施と情報の発信に努めてまいりますので、皆様の忌憚のない御意見を賜りますよう、お願い申し上げます。

平成29年10月吉日
高知県衛生研究所長  川崎 敏久

調査研究報告

No 課  題 担当者

高知県西部を中心としたマダニ相および重症熱性血小板減少症候群ウイルス調査

戸梶 彰彦・谷脇 妙・依光 昇子・高橋 富世・川崎 敏久

グロリオサ塊茎中の自然毒成分(コルヒチン)含有量検査に係る精度管理について

影山 温子・平松 佐穂・德橋 慎介・福田 武史・中島 安基江・市川 恵子・赤木 正章・寺田 正史・藤井 千津子・安永 恵・中西 淳治・宇川 夕子・古田 和美・荒尾 真砂・川崎 敏久

資料

No

課  題

担当者

高知県における感染症流行予測調査 -2016年度-


尾﨑 早矢香・依光 昇子・谷脇 妙・高橋 富世・戸梶 彰彦・川崎 敏久

 

高知県の環境放射能調査 -第31報 平成28年度-

林 奈保・影山 温子・植村 多恵子・古田 和美・平松 佐穂・荒尾 真砂

 


 

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連絡先

高知県 健康政策部 衛生環境研究所
住所: 〒780-0850 高知市丸ノ内2丁目4番1号 保健衛生総合庁舎
電話: 総務・企画 088-821-4960
保健科学課 088-821-4963
食品科学課 088-821-4964
環境科学課 088-821-4697
ファックス: 088-872-6324
メール: 130120@ken.pref.kochi.lg.jp

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