公開日 2020年11月12日
東京大学の学生と木質パビリオンの建て方に訓練生が参加しました
この木質パビリオンは、東京大学木質学研究室が毎年、五月祭(東大の学祭)に学生らの設計コンペで加工・建て方を行う木質の構造体で、今回は「空間の骨格」を追求する点で竜串にある「海のギャラリー」と共通するこの木質パビリオンを、遍路小屋に見立てて竜串に移設展示するイベントです。この構造体の建て方を中村高等技術学校の訓練生が東京大学の学生のレクチャーを受けながら建てるという、とても貴重な体験をしてきました。
左の写真が題名「ほんだまりん」 右が「卍」の最初の土台部分になります。校長も一緒に建て方を体験しています。
ある程度のかたまりになったパーツを積み上げて、長いビスで留めつけます。
「卍」の屋根の部分を下で組みこんでいます。 みんなで息を合わせて上に持ち上げて固定します。
途中の形も複雑で面白いです。奥には海のギャラリーが見えています。
この木の組み方も面白いですね。
「ほんだまりん」完成 中から見上げるとこんな感じです。
「卍」も完成です。
とても貴重な体験ができ、木の組み方でも東京大学の学生が考えるとこんな風になるんだという勉強にもなりました。訓練生も組むときの段取り等も自分で把握して行えたりいい実践になり自信にもつながったと思います。このイベントは28日までとなっていますので、29日の解体に向けて準備等をしていきます。そして、どこかのイベントで訓練生だけで建てられたらいいなと思います。
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