高知県の海岸

公開日 2009年03月31日

更新日 2014年03月16日


 高知県の海岸概要

 高知県の海岸線は延長約713kmで東西に長く、南に突き出した室戸岬、足摺岬により、海部灘沿岸、土佐湾沿岸、豊後水道東沿岸の3沿岸に区分されます。県中央部を縦断する仁淀川の河口を境にして、東は浦戸湾周辺の平野を除くとほとんどが隆起海岸であり、西は浦ノ内湾や須崎湾をはじめ沈降による入り江が多く、山と絶壁が海岸線に迫るリアス式海岸が続いています。

高知県の海岸数と延長【平成19年12月現在】

所管 海岸数 海岸線延長 海岸保全区域延長
国土交通省河川局 131 332,984 88,628
国土交通省港湾局 19 178,954 79,014
農林水産省農水局 88 157,954 80,014
農林水産省農振局 44 35,386 35,286
河川局農振局共管 4 2,360 2,360
河口部 0 5,996 0
合計 286 713,162 285,301


高知県が目指す海岸 
 
高知県沿岸域は、海岸線を彩る豊かな自然や水産・観光資源に恵まれ、経済・社会活動の中心地として人々の生活に深く関わりをもっています。しかし、一方で、台風の常襲地帯であり、古くから高潮や津波などの自然の脅威にさらされています。
 高知県では、防護・環境・利用のあらゆる角度から「海岸のあるべき姿」を検討し、今後、地域住民や海岸利用者と行政が連携し、美しく安全で快適な海岸づくりを進め、県民の財産として未来に引き継いでいきます。

海岸づくりの方針
1、人命、財産、国土を守り、将来にわたり安心して暮らせる海岸づくり

  
・適切な海岸保全施設の整備により、沿岸域の尊い人命や財産、国土を災害から守ります。
2、地域に根ざした日常及び緊急時の防災体制の整備
  
・地域の生活や利用に即した避難誘導体制や情報提供システムなど、ソフト面の対策を進めます。
3、海岸及び海域における多様な生態系の維持・保全・創出
      
・開発との調和や地域特性に配慮し、身近な生物や貴重な動植物など、多様な生態系の維持・保全に努めます。
4、海岸を四季折々に彩る多様な景観の保全
5、自然豊かな海岸の利用
  
       ・豊かな自然環境を活かし、誰もが海浜に触れ、親しめる海岸づくりをめざします。
6、海岸に関わる全ての人々の協力による美しく安全で快適な海岸づくり
  
・全ての海岸利用者が問題意識を共有し、協力しあい、海岸の保全を進められる体制づくりに努めます。


この記事に関するお問い合わせ

高知県 土木部 港湾・海岸課

所在地: 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号(本庁舎5階東)
電話: 港湾管理担当 088-823-9883
海岸管理調整担当 088-823-9886
計画担当 088-823-9885
港湾建設担当 088-823-9884
海岸建設担当 088-823-9886
津波対策担当 088-823-9887
ファックス: 088-823-9657
メール: 175001@ken.pref.kochi.lg.jp
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