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飛躍への挑戦!産業振興計画 このコーナーでは、各分野で熱意を持って活動に取り組む団体や人に、その「思い」をお聞きします。  ■地域アクションプラン [屋形船を活用した地域の活性化] 株式会社 屋形船仁淀川  代表取締役社長  田中 覚さん

地域の夢を乗せた屋形船、出発進行

美しい仁淀川を売り出したい

日本一の水質を持つ「奇跡の清流」仁淀川。中流域の日高村に住む田中覚さん親子は、「流域住民の宝である仁淀川をどうにか売り出したい」とずっと考えていました。2年ほど前、父親の「昔ながらの屋形船でのんびり川下りなんかできたら」との言葉を聞き、「これだ」と確信。田中さんが自ら社長に就任して、仁淀川で初の屋形船観光事業がスタートしました。

「手に入れた屋形船の修理や運行許可の取得など苦労の連続でしたが、日高村の商工会や役場などの協力もあり、今年の5月から運行を開始することができました。発着場から上流に向かい、その後下流の名越屋沈下橋をターンして帰ってくる約50分のコースで、仁淀川の魅力を存分に楽しんでいただけます。さらに、ご予約いただければ船上や休憩所で食べる『仁淀川弁当』も手配します。アユの塩焼き、テナガエビやツガニ、リュウキュウの酢のものなど、地元の食材をふんだんに使った弁当は屋形船のもうひとつの魅力です。ぜひ味わってみてください」と力強く語ってくれました。

地域の皆さんの思いを推進力に

屋形船の運行には、「仁淀川を売り出したい」という地域の方々の志や思いが詰まっています。例えば、仁淀川漁協では、アユ釣りや漁をしている人に、歌を流して舟が近づいていることを知らせるなど、安全な船の運行を支えてくれています。また、日高村商工会では、「フネコン」という婚活イベントに屋形船を利用。地域と連携・協力した取り組みにより、屋形船の新たな活用方法が広がってきています。

「地域や行政などの各方面からたくさんの支援や提案をいただいています。それだけ屋形船に期待をしていただいているのだと思います」と感謝の気持ちを語る田中さん。そんな地元の皆さんの協力が、たくさんのお客さまの感動や笑顔につながっています。「自分たちが親しんできた仁淀川の魅力を、一人でも多くの方に知ってほしい」と話す田中さんと地域の人々の夢を乗せた屋形船は、希望に向かって進み始めています。

株式会社 屋形船仁淀川  代表取締役社長  田中 覚さんの写真

 

屋形船の写真

 
問い合わせ

高岡郡日高村本村209-1 TEL・FAX 0889・24・6988
http://yakata-niyodo.com/

 
 
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