
【1】観光客の一番のお目当ては、地元の「食」
全国的に観光客のグルメ志向が高まっています。特に高知県へ旅行される方については、その半数以上が旅の目的の一つとして「食」を挙げています。
【2】全国各地で繰り広げられるグルメPR合戦
「B級グルメコンテスト」などの食に関するイベントは、日本全国で大人気。どの自治体も地元ならではの食を武器として、観光客へのPRを行っています。
一方高知県は、大手旅行雑誌の「地元ならではのおいしい食べものが多かった」ランキングで上位グループの常連となるなど、観光客から見ても大きな「食」の魅力を持っています。しかし、今後さらに多くの観光客に来ていただくためには、他県にはない独自の取り組みが不可欠です。
【3】観光客の満足度を左右する旅先での情報
大手旅行雑誌の調査では、「出発前に予定していなかった観光スポットやお店などで想定外の良い体験をすることができた」ことが「旅先で満足度が大きく高まる体験」の第1位に挙げられています。例えば、旅先で“地元の人だけが知っているその土地ならではの情報”を提供することが、観光客の満足度を大きく高めることにつながっていきます。
旅行された際、「その土地ならではのおいしい料理を食べたり、サービスが良いお店に行きたいと思っても、そのような情報をどうすれば入手できるか分からない」といった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回、県民総選挙を実施することにより、観光客の皆さまに「高知県民が薦めるお店はここ!」と具体的に紹介でき、他県をリードした「食」のPRを進めることが可能となります。そして、それを目当てにたくさんの観光客にお越しいただき、さらに旅の満足度を高めることで、今回紹介できなかったお店も含めて、高知県全体の観光振興につなげていきたいと考えています。
土佐経済同友会が実施した調査では、「高知の食材は豊富でおいしい」という項目について、9割以上の方が「そう思う」と回答しました。また、平成24年度の県民世論調査では、約9割の方が「観光客へのおもてなしを実際にしている」または「やってみようと思っている」と回答しました。(下図参照)
全国でも初の試みとなる「食の県民総選挙」は、郷土の「食」を自慢とし、おもてなしの心を持つ高知県民だからこそできる取り組みです。県民の皆さまと県とが一緒になって観光客のニーズに応えていくことで、“高知家”ならではのおもてなしや自慢の逸品を味わっていただきましょう。

1 | さんSUN高知1月号の紙面に掲載している投票用紙(はがき)を切り取り、観光客に薦めたい県内の「飲食店名」と「メニュー」、「薦めたい理由」を必ず記入してください。 |
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2 | 1月20日(月)までにはがきを郵送(切手不要、当日消印有効)または、各市町村役場(支所を含む)に設置している投票箱にご投票ください。 |
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3 | 投票結果は、『土佐の「おきゃく」2014』開催中の3月9日(日)に、高知市中央公園ステージで発表します。 |
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4 | 高知県民が薦める「食」のパンフレットを作成し、観光施設や宿泊施設などで配布します。 |
選挙結果の公表店舗数は、県全体の飲食店舗数の約1%を予定しています。 | |||||||
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エリア | 高知市 | 東部 | 物部川 | 嶺北 | 仁淀川 | 高幡 | 幡多 |
公表店舗数 (予定) |
25 | 4 | 5 | 3 | 4 | 4 | 9 |
※全体の最多得票店舗(総合第1位)と各エリアの最多得票店舗(エリア別第1位)のみ順位を公表。その他の店舗は順位付けせずに上位○傑として紹介します。
※飲食店舗数は、「平成21年経済センサス-基礎調査 事業所に関する集計」総務省統計局によるものです。

投票いただいた方の中から抽選で100名様に、高知カタログギフト「結」をプレゼントさせていただきます。詳しくは高知県の観光情報サイト「よさこいネット」内の県民総選挙公式ホームページをご覧ください。