こうち防災ニュースレター

発行日 2021年04月02日

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こうち防災ニュースレター
第45号:令和3年3月発行
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こうち防災ニュースレターでは、日ごろからの備えや地域での支え合いとして、自主防災活動に役立てていただくための情報を提供しています。
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◎「こうち防災ニュースレター」のPDF版及びバックナンバーはこちらからご覧下さい。
 http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/010201/bousainewsletter.html

本号の内容
1.東日本大震災の教訓から学ぶ 「要配慮者の方に対する支援の重要性」
2.防災座談会(WEB配信)のご案内


1.東日本大震災の教訓から学ぶ 「要配慮者の方に対する支援の重要性」
○東日本大震災で浮き彫りとなった避難支援の課題
・被災地全体の死者数のうち65歳以上の高齢者の死亡率は約6割
・障害のある方の死亡率は被災住民全体の死亡率の約2倍
・消防職員や民生委員など多数の支援者が犠牲に
→支援が必要な方。支援する人の命を守るためには、事前準備が重要です。

○命を守るための事前準備として、「個別計画」を作成しましょう
・「個別計画」とは、避難のために特に支援が必要な方(避難行動要支援者)、一人一人について、●避難支援者 ●避難方法 ●避難経路 ●避難場所 などを記した、個別の避難計画です。
・あらかじめ「個別計画」を作成しておくことで、災害時に避難支援を受けるための事前準備ができるほか、どのような支援が必要かを、周囲の人に具体的に理解してもらうことができます。
→例えばこのような方。●津波や水害から避難するために、誰かの助けがほしい ●避難すべきかどうか、ご自身で判断することが難しい ●災害時、一人で避難することが難しいことを周囲の人に知ってほしい
→市町村では個別計画の策定作業を進めています。まずは、お住まいの市町村(災害時要配慮者支援担当課)へお問い合わせください。

○避難所では、「要配慮者」の方への積極的なご支援・ご配慮をお願いします
・南海トラフ地震が発生すると、地域住民の皆様に避難所を運営していただくことになります。
・避難所には、障害をお持ちの方、ご高齢の方など、避難生活に配慮が必要な「要配慮者」の方も避難されますので、ご支援・ご配慮をお願いいたします。
→要配慮者の方の支援や手助けに役立つ「ガイド」を県ホームページで閲覧・ダウンロードしていただけます。「高知県 避難所 要配慮者」で検索!
https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/010201/2020082500159.html


2.防災座談会(WEB配信)のご案内
・「東日本大震災からの教訓を踏まえた南海トラフ地震対策を語る座談会」(主催:日本損害保険協会四国支部、共催:高知県ほか)の動画が、YouTubeで公開されています。
・震災時に宮城の地元新聞社(河北新報社)の報道部長を勤め、その後も震災の経験を語り続けている、宮城教育大学の武田真一特任教授による「ビデオメッセージ」のほか、高知県の南海トラフ地震への備えで足りていることや、不足していることについて語る「座談会」の動画が公開されていますので、ぜひご覧下さい。
→日本損害保険協会四国支部HPからご覧下さい。「損保協会 高知県 座談会」で検索!

 
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問い合わせ先・発行元
 高知県危機管理部南海トラフ地震対策課
 〒780-8570 高知市丸ノ内1丁目2番20号
  TEL:088-823-9798 FAX:088-823-9253
  メール:010201@ken.pref.kochi.lg.jp
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