(1)　目的
　職場で起こりうるハラスメントが、労働問題や働く人のメンタルヘルス不調につながることがあるため、これらの問題が起こらない働きやすい職場環境づくりのために、ハラスメントの内容や対策、参考になる書籍について紹介します。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
(2)　展示の本棚について
　展示の本棚とは、オーテピア高知図書館の３階にある特定のテーマの本とパネル等を掲示するコーナーです。これまで、オーテピア高知図書館と労働委員会とがコラボし、令和２年５月に「五月病かなと思ったら」展を、令和３年５月に「アンガーマネジメント」展を、令和４年５月に「燃え尽きの予防と改善」展を、令和５年５月に「職場の人間関係～ちょっとココロがつかれたとき～」展を行いました。これまではメンタルヘルスのセルフケアを目的とした展示を行ってきましたが、職場で起こりうるハラスメントが、労働問題や働く人のメンタルヘルス不調につながることがあることから、第５弾として「職場のハラスメント対策」展を企画しました。

(3)　パネルについて
　・ハラスメント（パワーハラスメント、セクシュアルハラスメント、マタニティハラスメント、カスタマーハラスメント）の内容や対策等をパネルで紹介します。
　・職場での悩みが労働問題に発展したときに備えて、労働相談窓口としての高知県労働委員会の業務をパネルで紹介します。

(4)　展示する本について
　オーテピア高知図書館と労働委員会が共同制作するブックリストの中の「職場のいじめ、ハラスメント」、「クレーム対応」に掲載した本をはじめ、職場で起こりうるハラスメントの対処法や体験談などに関する本を展示しています。