四国４県で構成する「四国地球温暖化対策推進連絡協議会」では、令和６年度の「クールビズ四国」キャンペーンを実施します。

１　「クールビズ」の目的
　クールビズとは、地球温暖化対策の一環として、平成17年に環境省が提唱してスタートした取組であり、過度な冷房に頼らず様々な工夫をして夏を快適に過ごすライフスタイルです。
　適切な温度での空調使用と各自の判断による快適で働きやすい軽装に取り組んでいただくことや、省エネ型エアコンへの買換えや緑のカーテンなど軽装以外にも取り組んでいただくことにより、多様で柔軟な働き方に加えて、省エネ・省CO2を図るものです。
　　
２　取組内容
　県内市町村や関係団体、事業所等にPRポスター（公募によりデザインを決定）を配布し、地球温暖化防止に向けた以下の取組への協力を広く呼びかけます。
　（１）冷房時の室温28℃を目安とする。
　（２）ノーネクタイやノー上着、ポロシャツなどの軽装で勤務する。
　（３）（１）及び（２）をポスター等で啓発する。

３　県庁での取組内容
　県庁では、「高知県庁環境マネジメントシステム」の中で、夏季における執務室の温度を28℃を目安に設定し、職員には軽装勤務を推奨します。

４　実施期間
　日々の気温、それぞれのワークスタイルや仕事環境等に応じて、適正な温度での空調使用と各自の判断による快適で働きやすい軽装の取組を実施していただくため、キャンペーン期間を定めない形で、四国４県が連携して実施します。

５　熱中症予防について
　近年、気候変動の影響により、熱中症によるリスクは増加しております。そのため、熱中症への警戒を呼びかける「熱中症警戒アラート」と、新たに創設された「熱中症特別警戒アラート」が４月24日（水）から10月23日（水）まで運用されます。
　熱中症予防の観点も踏まえて、そうしたアラートにご注意いただくとともに、冷房時の外気温や湿度、建物の状況、体調等を考慮しながら、無理のない範囲で、冷やしすぎない室温管理の取組をお願いいたします。