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総務省がこのほどまとめた「家計調査にみる品目別支出金額及び購入数量の都道府県庁所在市別ランキング(平成14年)」の中から、高知市の消費の特徴をみてみましょう。
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(1)「かつお」の消費量は、全国平均の約6倍 |
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〈高知県の魚〉に制定されている「かつお」の1世帯当たり年間購入量は7.566kgで、全国平均1.268kgの約6倍で、昭和51年から連続全国1位。また、1世帯当たり年間購入額も全国平均2,137円に対し15,295円で、同じく全国1位となっています。
他の魚介類では、「しらす干し」、「干しいわし」が上位にランキングされているほか、「魚肉練製品(揚げかまぼこ、ちくわ、かまぼこ等)」、「かつお節・削り節」も多く消費されています。
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「かつお」の年間購入量 −全世帯− |
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全 国(1.268kg) |
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1位 |
高 知 市(7.566kg) |
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2位 |
福 島 市(2.761kg) |
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3位 |
水 戸 市(2.712kg) |
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4位 |
和歌山市 (2.280kg) |
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5位 |
仙 台 市(1.890kg) |
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(2)地場産品の豊富な高知のみかん
果物の1世帯当たりの年間購入額は49,135円で、全国平均43,068円を上回っています。
そのうち、温州みかん、オレンジなどを除く「他の柑きつ類」の年間購入額は8,832円で、〈小夏〉 〈文旦〉 〈ぽんかん〉 の消費により全国1位となっています。季節により特色あるみかんが食べられている様子が現れています。
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(3)酒類の年間購入額、全国3位
酒類の1世帯当たりの年間購入額は59,704円で、全国平均47,364円を上回り、酒どころ秋田市、新潟市に続いて全国3位。
なかでも、発泡酒は「発泡酒」の項目で集計を始めた平成12年以降連続全国1位となっています。
また、「ビール」、「輸入ウィスキー」や外食の「飲食代」も上位にランキングされています。
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(4)おしゃれな高知の女性
化粧品の「化粧クリーム」、「化粧水」、「乳液」、「ファンデーション」、「口紅」の1世帯当たりの購入額は全国平均をすべて大きく上回っています。
また、「パーマネント代」、「セット代」や「カット代」にかけるお金も多く、高知はおしゃれな女性が多いようです。
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家計調査にみる品目別購入額のランキング(平成14年) |