投入構造

 平成7年の産業全体の中間投入率は、42.8%で、平成2年と同じ数値になった。全国を見ると、中間投入率は低下する傾向にあるが、高知県では中間投入率の高い第2次産業の構成比が拡大したため、このような結果となった。
 国との比較では、産業全体の中間投入率は全国より低くなっている。これは、中間投入率の高い製造業の構成比が国より低いことによる。
中間投入率を、「財貨の投入」と「サービスの投入」に分けて見てみると、「財貨の投入」が減少する傾向にあり、相対的に中間投入に占める「サービスの投入」の割合は増加している。これは全国の動きと同じである。




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