1 高知市の結果(二人以上の世帯)
高知市の調査結果は、二人以上の世帯91世帯について集計され、平均世帯人員3.05人、平均有業人員1.5人、世帯主の平均年齢51歳、持家率62%となっています。 |
(1) |
平均貯蓄現在高は1579万円
平成16年平均における1世帯当たりの貯蓄現在高は1579万円となっています。
貯蓄の種類別にみると、定期性預貯金が622万円(貯蓄現在高に占める割合 39.4%)と最も多く、次いで生命保険など436万円(同
27.6%)、有価証券258万円(同 16.3%)、通貨性預貯金207万円(同 13.1%)、金融機関外56万円(同
3.5%)となっています。
年間収入は646万円で、貯蓄年収比(貯蓄現在高の年間収入に対する比)は、244.4%となり、貯蓄現在高は年間収入の約2.4倍となっています。 |
(2) |
平均負債現在高は680万円
平成16年平均における1世帯当たりの負債現在高は680万円となっています。
負債の種類別にみると、住宅・土地のための負債が557万円(負債現在高に占める割合
81.9%)と最も多くなっています。 |
貯蓄・負債現在高全国順位(Microsoft Excel 2000 209KB)
家計調査報告(貯蓄・負債編)平成16年平均(PDFファイル 20KB)
うえの、htmlファイルと同じ内容です。
家計調査にみる品目別都道県庁所在市別ランキング
−平成16年平均−
総務省がこのほどまとめた「家計調査にみる品目別支出金額及び購入数量の都道府県庁所在市別ランキング(平成16年)」の中から、高知市の消費の特徴をみてみましょう。
(1) |
「かつお」の消費量は、全国平均の約5.4倍 |
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〈高知県の魚〉に制定されている「かつお」の1世帯当たり年間購入量は6.929kgで、全国平均1.282kgの約5.4倍で、昭和51年から連続全国1位。また、1世帯当たり年間購入額も全国平均2,024円に対し11,814円で、同じく全国1位となっています。
他の魚介類では、「しらす干し」、「干しいわし」も1位にランキングされているほか、「魚肉練製品(揚げかまぼこ、ちくわ、かまぼこ等)」、「かつお節・削り節」も多く消費されています。 |
「かつお」の年間購入量 −全世帯− |
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全 国 |
(1.282kg) |
1位 |
高知市 |
(6.929kg) |
2位 |
仙台市 |
(2.814kg) |
3位 |
水戸市 |
(2.612kg) |
4位 |
盛岡市 |
(2.235kg) |
5位 |
宮崎市 |
(2.231kg) |
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(2) |
地場産品の豊富な高知のみかん |
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果物の1世帯当たりの年間購入額は41,252円で、全国平均40,167円とほとんど変わりません。
そのうち、温州みかん、オレンジなどを除く「他の柑きつ類」の年間購入額は7,321円で、〈小夏〉 〈文旦〉 〈ぽんかん〉 の消費により全国1位となっています。季節により特色あるみかんが食べられている様子が現れています。 |
(3) |
酒類の年間購入額、全国5位 |
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酒類の1世帯当たりの年間購入額は52,578円で、全国平均45,819円を上回り、秋田市、新潟市、青森市、広島市に続いて全国5位となっています。
なかでも、発泡酒は「発泡酒」の項目で集計を始めた平成12年以降連続全国1位、また外食の「飲酒代」も37,688円と2位の山形市(27,017円)をひきはなして全国1位にランキングされています。 |
(4) |
おしゃれな高知の女性 |
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化粧品の「化粧クリーム」、「化粧水」、「ファンデーション」の1世帯当たりの購入額は全国1位となっています。また、美容院でのパーマネント代、セット代、カット代は、いずれも全国3位以内ですし、シャンプー、トリートメントの購入も全国1位となっています。一方、婦人用衣類や履物類の購入金額は全国平均並でした。 |
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その他 |
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その他の全国1位では、冷凍調理食品、めんつゆやポン酢醤油などの『つゆ・たれ』、携帯電話通信料などが1位になっており、また、最下位では緑茶、豆類、さけ(生)、医薬品などがあります。 |
家計調査にみる品目別購入額ランキング(平成16年)
家計調査にみる品目別都道府県庁所在市別ランキング −平成16年平均−(PDFファイル 10KB)
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