先輩職員からのメッセージ

先輩職員からのメッセージ(試験区分:司書)

試験区分:司書(平成28年度採用)
所属:図書館
異動歴:なし

司書の職員が書籍の整理をしています

1. 現在の担当業務を教えてください。

 図書館サービスの普及活動に従事しています。いわば図書館の営業担当です。図書館は地域を支える情報拠点です。新しいことを始めようと思ったときや、課題にぶつかったときに、図書館で調べることができます。たとえば、就職したら、初出勤の日までに電話の取り方などを学んでおけば安心ですし、病気になってしまったら治療しながら働き続ける方法を調べたり、英文のメールや契約書の書き方を図書館で探したり。このような図書館の機能を一人でも多くの方に伝えるべく、研修などの場でお時間をいただいて説明をしたり、様々な機関との連携事業を進めたりしています。

2. なぜ、高知県庁を志望しましたか?

 高知が好きで移住を決めたので、「一人でも多くの高知の方の役に立つ仕事」は何かを考えました。防災、教育、仕事、介護など、抱えている課題は人それぞれです。図書館を選んだのは、図書館なら情報提供という形であらゆる方のあらゆる課題に対して応えることができるからです。もちろん、専門機関なら課題に対してより高度で専門的な対応ができますが、それは担当業務をひとつの分野に絞るからこそできることです。私は「今日の晩ご飯」の相談までできる図書館を選びました。小さなことから一つずつ。図書館から高知を変えられると信じて図書館を志望しました。今もその気持ちは変わりません。

3. 採用前のイメージと採用後のイメージは違いましたか?

 司書と言えば、カウンターで本の貸出しをしたり、読み聞かせをしたり、といったイメージが強いですが、それだけではない、ということが一番の驚きでした。問い合わせに対する調査、講演会や研修の企画、市町村図書館の巡回、歴史的資料のデジタル化、企画展の開催、映画上映会にコンサートまで、図書館には様々な事業や業務があることが分かりました。また、司書としての専門性を磨くのと同時に、様々な人生経験を積むことが司書としての能力向上につながるということも痛感しています。子育て、趣味、ボランティアなど、自分の経験のすべてが仕事に活かせるので、様々なことに対してアンテナを張るようになりました。

4. これまで担当してきた業務でやりがいを感じたことは?

 オーテピア高知図書館の開館です。今では笑い話ですが、開館と同時にたくさんの方が嬉しそうに館内に入ってくる様子に感極まってしまい、猛烈に忙しかったのに、ハンカチ片手にしばらくトイレにこもっていました(笑)。開館まで職場の先輩たちが走り回る姿を見てきましたし、自分自身も後を追いかけながら無我夢中でした。今では、開館から1年がたち、正直、ペースダウンする日もありますが、開館日の熱量を思い出すと、また頑張らなきゃ!と思います。

5. 仕事上で困った時、どうやって解決しましたか?

 周りの職員に助けてもらっています。同僚というよりも仲間です。何でも相談できる仲間がたくさんいますし、館長など上の立場の方も、困っている様子があれば自分の仕事を後回しにして耳を傾けてくれます。いつでも相談できる雰囲気が、職場としてのオーテピア高知図書館の魅力です。とても恵まれていると思っているのですが、庁内の他の部署や、他県の図書館でもこうなんでしょうか?

6. これから高知県庁を受験される方へのメッセージをお願いします。

 新しいことに挑戦するとき、課題にぶつかったとき図書館に来て下さい。きっとこのページをご覧になっている方は、高知県の職員になることを検討されている方だと思います。ぜひこれから受験勉強をしにオーテピア高知図書館に来ていただきたいです。実は、私も、当時の県立図書館や近くの図書室に通って司書の資格取得と公務員試験対策をしました。ここには高知県内の課題や取り組み、公務員としての資質を学ぶことができる資料がたくさんあります。公務員試験の問題集もあります。就職してからは挑戦の連続ですが、今から図書館が活用できるようになっていれば、将来、壁を乗り越える力になります。