先輩職員からのメッセージ

先輩職員からのメッセージ(試験区分:建築)

試験区分:建築(平成30年度採用)
所属:建築課
異動歴:なし

先輩職員のある一日
午前
・メールチェック
・設計業者提出の図面添削
・施工業者からの質疑の回答準備
・業者との打合せ
午後
・工事現場での施工状況確認
・基本設計資料の収集、作成
・事業課との打合せ
・工事設計書の作成

1. 現在の担当業務を教えてください。

 県有建築物の設計、施工、維持修繕業務に関する業務を行っています。その中でも私は空調及び衛生設備を担当しています。

2. なぜ、この職種を志望しましたか?

 大学在学中に建築に関わる仕事がしたいと思いました。民間企業とちがい、建築物の計画段階から維持管理まで携わることのできる建築行政だと、幅広い知識が身につくし、やりがいを感じることができるのでは、と思いこの職を志望しました。

3. 採用前のイメージと採用後のイメージは違いましたか?

 1つの建築物が完成され、その後適正に運営できるようにするためには、採用前に思っていた以上にあらゆる関係者との打合せが重要であると感じました。予算について、市町村との協議、建築と設備間の配分についてなど、特に設備は建築物が完成すると外部から見えなくなることが多いので後々に問題にならないよう入念な協議が必要です。また、同じような建築物を造るといってもその土地の気候、地質、施設管理者の要望などで毎回違った検討内容が出てくるので、幅広い知識が身についていると実感します。

4. これまで担当してきた業務でやりがいを感じたことは?

 施設管理者の要望を取り入れるために、苦労して問題を解決し、完成した担当物件がありました。その後施設を利用している方から、「使いやすい」という言葉をいただいた時は、とてもやりがいを感じました。
 また、一般職の方から建築に関する意見を求められることもあり、そういった時に私たち建築職がいる意義を感じます。

5. 仕事上で困った時、どうやって解決しましたか?

 職場には様々な文献があるので、まずは自分で調べます。周りにはあたたかい方々ばかりなので相談して解決することも多いです。時には民間企業の方々の幅広い知恵をお借りして問題解決することもあります。

6. これから受験される方へのメッセージをお願いします。

 建築職は、これまで述べてきた内容以外にも、建築指導行政、住宅行政に携わることもあります。高知県は南海トラフ地震対策の抜本強化など、5つの基本政策を掲げていますが、建築職の業務はこの基本政策に深く関わるものであり、その分やりがいのある業務です。困っているときには助言をくださる方々がとても多く、雰囲気のいい環境ですので、皆様と一緒に働ける日を心待ちにしています。