先輩職員からのメッセージ(試験区分:行政)
試験区分:行政(平成30年度採用)
所属:公園下水道課
異動歴:南海トラフ地震対策課 → 安芸土木事務所用地課 → 現所属
午前 |
・メールチェック、一日のスケジュールの確認 ・問い合わせ対応 ・市町村職員向け説明会の開催(WEB併用) |
午後 |
・市町村職員向け説明会の開催(WEB併用) ・市町村から提出される申請書類の確認 ・調査(国から依頼)の回答とりまとめ |
1. 現在の担当業務を教えてください。
下水道担当として、市町村が行う下水道事業の支援・指導や高知県全域の生活排水処理施設の効率的な整備を進めることを目的として策定されている「高知県全県域生活排水処理構想」の見直しに関する業務を行っています。
2. なぜ、この職を志望しましたか?
多くの方々の助けになる仕事ができればという漠然とした思いがあり、元々公務員という職に興味がありました。大学では理学部で物理学を専攻していましたが、就職活動を控えて自分自身の将来を考えた時に、専門職に就き、何か1つの分野を極めるというよりは、様々な分野の仕事を経験してみたいと思うようになりました。そのため、公務員という職のなかでも、幅広い業務に携わることのできる県庁の行政職を志望しました。
3. 実際に仕事をしてみて、この職に対する採用前のイメージと異なりましたか?
想像していた以上に、多種多様な業務があるなと感じました。部署が変われば全く別分野の業務に携わることになり、異動して間もない頃でも、各分野に精通している方々とやりとりを行うことも多く、このことを魅力に感じて志望したものの、慣れるまでは苦労しました。ただ、私の場合もそうでしたが、どの部署でも上司や先輩方が優しくフォローしてくれると思いますので、心配し過ぎる必要もないのかなと思います。
4. これまで担当してきた業務でやりがいを感じたことは?
南海トラフ地震対策課では南海トラフ地震対策や平成30年7月豪雨などに対する危機管理対応、安芸土木事務所では公共工事のための用地取得業務に携わりましたが、そのどれもが、県民の方々の安心・安全に直結するような業務であり、やりがいを感じると同時に、責任感をもって取り組まなければという思いで業務に励んできました。現在の業務は、直接目に見える成果が上がるような業務ではありませんが、市町村を支援・指導する立場として、市町村の職員の方に頼りにされることもあり、これまでの仕事とは違ったやりがいを感じています。
5. 仕事上で困った時、どうやって解決しましたか?
色々な図書を参考にしながら、まずは自分自身の頭で考えます。その上で分からないことや判断に迷うことがあれば、上司に相談します。そうすることで、上司からのアドバイスも頭に入りやすく、その場ですぐに解決しない場合も、自分の考えを伝えたうえで議論することで、より良い対応につながっているのではと思っています。
6. これから受験される方へのメッセージをお願いします。
県庁では、数年ごとに異動があり、毎回希望する部署に配属されるとは限りませんので、その度に苦労することも多いですが、だからこそ、未知な分野に触れ、新しい発見ができるところが魅力だと感じます。
皆さんと一緒に働くことができる日を楽しみにしています。