先輩職員からのメッセージ

先輩職員からのメッセージ(試験区分:社会福祉(児童福祉))

試験区分:社会福祉(児童福祉)(平成29年度採用)
所属:中央東福祉保健所
異動歴:中央児童相談所 → 現所属

先輩職員のある一日
午前
・所内会議(要否判定など)
・担当世帯への家庭訪問
・関係機関への訪問
午後
・個別ケース検討会への参加
・家庭訪問等の記録作成
・保護費支給に関する事務処理 

1. 現在の担当業務を教えてください。

 中央東福祉保健所の総務保護課に所属し、生活保護のケースワーカーとして働いています。毎月の保護費が適正に支給されるように事務処理を行ったり、家庭訪問をして各世帯の生活状況を確認しています。「健康で文化的な最低限度の生活」が保障されるために役場や社会福祉協議会、学校などの関係機関と連携しながらケースワークを行っています。

2. なぜ、この職を志望しましたか?

 大学は社会福祉学部を卒業し、在学中に社会福祉士と精神保健福祉士の資格を取得しました。幅広い福祉分野の中でも児童福祉分野に興味があり、児童相談所や療育福祉センターで児童と関わる仕事がしたいと思い、志望しました。
 採用1年目から5年目までは児童相談所で勤務していましたが、今年度からは生活保護業務を担当することになりました。

3. 実際に仕事をしてみて、この職に対する採用前のイメージと異なりましたか?

 異動前は、事務所で事務処理をする時間が多いと思っていました。実際は嶺北地域へほぼ毎日行っており、生活保護受給者の自宅や関係機関を訪問し、様々な調整をしています。電話連絡だけではなく、実際に足を運ぶことで顔の見える関係を構築し、コミュニケーション力も鍛えられました。

4. これまで担当してきた業務でやりがいを感じたことは?

 様々な事情で収入がなく、生活に困っていた人が生活保護を受給後、心も体も回復して前向きに生活を送り始めた様子を見るとやりがいを感じます。
 生活困窮に至った原因や背景は人それぞれ異なるため、それぞれの状況に合わせたケースワークの方法を関係機関と一緒に考え、対応しています。

5. 仕事上で困った時、どうやって解決しましたか?

 生活保護手帳や問答集を読み込み、解決の糸口を探します。1人では解決にたどり着けないと感じた時は、経験豊富で心強い上司や同僚に相談しています。場合によっては、所内でケース会や課内会を開き、解決に向けて検討しています。

6. これから受験される方へのメッセージをお願いします。

 高知県庁は様々な分野の職場で勤務できるチャンスがあります。色々な職場で仕事を経験してきた上司の話は勉強になりますし、自分自身も仕事を通して経験を積むことができ、毎日新しい刺激を受けることができます。
 高知県庁という大きな組織の一員として高知県を支えることができるやりがいのある仕事です。皆さんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。