高知県職員等採用試験情報

移住促進課　課長　泉 千恵

県庁生活を振り返って

　上司に恵まれ、子育て中に、身近な分野の仕事を経験できたことに感謝しています。
　少子化対策では全国知事会の政策提言を担当し、課題も優先順位も違う他県の職員と、日夜議論を重ねる業務はハードでしたが、国の子育て支援新制度に地方の意見を反映する貴重な経験ができました。
　また、教育分野では、地域の課題解決に意欲的に取り組む高校生や、家庭環境の厳しい子どもたちの姿を目の当たりにし、「若い世代の未来のための施策を」という思いが強くなりました。

ともに働くうえで求める人材像

　県庁の仕事は多種多様ですが、どの職場でも、社会の変化に合わせて「やるべきこと」は日々変わっていきます。小さなことでも、今までと同じで良いかどうか、自分なりの考えを持って課題を発見し、挑戦する姿勢を大切にしてください。
　また、県庁の業務は、他の部署や市町村、民間事業者や県民の皆様と連携・協働して取り組むほど効果が高まります。一人で課題を抱え込まず、同僚や上司とチームで協力し合うことを意識すると、いい仕事ができると思います。

これから受験される方へのメッセージをお願いします。

　高知県の最重要課題は、若者の人口減少の克服です。
　多岐にわたる課題の解決に向けては、若手職員の発想や、県外からの視点を活かした取組が、これまで以上に重要になってくると思います。
　高知県庁には、他県の職員から「担当と管理職との距離が近く風通しが良い」と評され、男女問わず活躍できる環境もありますので、高知が好き、地域を活性化したい、社会に貢献したいという熱意のある方、ぜひ、一緒にチャレンジしましょう！

これまでの経歴