先輩職員からのメッセージ(試験区分:行政)
試験区分:行政(平成29年度採用)
所属:職員厚生課
異動歴:文書情報課 → 現所属
現在の担当業務を教えてください。
職員住宅の管理や改修工事の業務を行っています。
先輩職員のある一日
午前 |
・メールチェック ・工事関係課、業者からの問合せ対応 ・職員住宅入居者からの問合せ対応 |
午後 |
・予算資料の作成 ・調査・照会への回答作成 |
なぜ、この職を志望しましたか?
大学卒業後も、生まれ育った高知県に住み続けたい思いがあり、それなら、高知県のために役に立つ仕事がしたいと考えていました。在学中に県の採用説明会に参加した際、「県庁は風通しが良い職場」という話を聞き、若手も自分の意見を言いやすい環境であることに、とても魅力を感じました。また、県には様々な部署があり、いろいろな分野の業務に従事できることにも興味を抱き、志望しました。
実際に仕事をしてみて、この職に対する採用前のイメージと異なりましたか?
採用前は、観光や産業振興といった外向きの仕事に対するイメージが強くありましたが、配属された職場は、どちらかというと内向き(職員相手)の仕事でした。県庁には様々な部署があるのだと改めて認識すると同時に、入庁する前は見えなかった裏方的な仕事の重要性を感じています。また、福利厚生が充実しているイメージはありましたが、早出遅出勤務や在宅勤務といった制度もあり、職員一人ひとりに合った働き方ができることにも驚きました。
これまで担当してきた業務でやりがいを感じたことは?
これまで個人情報保護や職員住宅等の福利厚生に関する仕事をしてきて、表に出なくても職員を支える仕事ができることにやりがいを感じています。また、直接担当の業務ではありませんでしたが、他所属からの依頼で施設のバリアフリーの調査に同行したことがあり、障害者としてのこれまでの経験や視点が役に立ったときは、自分にしかできない仕事にやりがいを感じました。
仕事上で困ったとき、どうやって解決しましたか?
仕事でトラブルがあったときは、まずは自分で状況の整理をして解決策を考えます。それでも解決しない場合は、上司や同僚に相談しアドバイスを求めます。
両手足の障害により、人の助けが必要な場面も多くありますが、職場の上司も同僚もこころよく手を貸してくれるので、感謝しています。
オフタイムの過ごし方について教えてください。
約3年前から車いすラグビーを始め、休日や有給休暇を使って週に3回ほど練習に励んでいます。仕事との両立は大変ですが、職場の理解もあり続けることができています。
車いすラグビーを始めて、障害がある人と接する中で新たな発見がたくさんあり、自分の障害では無理だと諦めていた自動車免許も取得することができました。
これから受験される方へのメッセージをお願いします。
県の仕事は本当に幅広い分野があり、人事異動のたびに新しいことを覚えなければいけない大変さもありますが、様々なことを経験できることが魅力だと感じています。人があたたかく、親しみやすい雰囲気なのも、高知県の県民性なのかなと思います。
また、私自身車椅子で生活していますが、現所属がある本庁舎はハード面も整備されており、何より周りがサポートしてくれるので、安心して働ける環境です。
皆さんと一緒に働けることを心待ちにしています。