先輩職員からのメッセージ(試験区分:社会福祉)
試験区分:社会福祉(令和5年度採用)
所属:中央児童相談所
異動歴:なし
※心理判定員として採用されましたが、社会福祉(児童福祉)で採用された方と同じ業務をしています。
現在の担当業務を教えてください。
中央児童相談所の地域支援部に所属し、児童福祉司として、児童福祉に関する様々な相談に対応しています。保護者や市町村、警察等から、児童の養育や非行等問題行動についての相談を受け付け、内容に応じて援助活動を行います。
また、それぞれの家庭の課題への対応、支援の検討を児童心理司等とチームを組んで行っています。
先輩職員のある一日
午前 |
・児童の処遇方針のための所内ミーティング ・所内面接室にて通所面接対応 ・一時保護中の児童対応(面接、病院受診等) |
午後 |
・学校訪問、家庭訪問等で面接、調査 ・児童記録等作成 ・児童福祉に関する研修への参加 |
なぜ、この職を志望しましたか?
前職は、小学校教員として勤務していました。小学校で勤務する中で、児童の発達等における心理面や家庭環境の与える影響に関心を持ち、心理学を学びました。
前職の経験や学んだことを活かせる職に就きたいと考え、現在の職を志望しました。
実際に仕事をしてみて、この職に対する採用前のイメージと異なりましたか?
心理判定員としての採用であったため、児童福祉司の業務内容は採用前のイメージとは異なりました。また、漠然と「子どもと関わる仕事」と思っていましたが、実際は児童の支援のために、保護者や学校、医療機関等様々な方へ調査や面接を行います。
児童福祉司として勤務する中で、分からないことが多いながら周囲の先輩方に助言をいただき、やりがいをもって業務に取り組むことができています。
これまで担当してきた業務でやりがいを感じたことは?
日々、思いもよらないことが起こる現場ですが、自分たちの対応が子どもや保護者に影響を与え、感謝いただいたときは嬉しく感じます。対応をしてもすぐに成果が出ず、また、保護者の方と対立することもありますが、担当している子どもの状態や家族の関係が良い方向に変化していることを感じたときには、とても嬉しい気持ちになり、やりがいを感じます。
仕事上で困ったとき、どうやって解決しましたか?
初めての現場で分からないことだらけでしたが、その都度同僚や先輩方に報告、相談し解決しています。職場では、忙しい中でも相談しやすい風土ができており、様々な職種の方が勤務しているため、困ったことを相談しやすく、とても助かっています。
オフタイムの過ごし方について教えてください。
子どもと遊んだり、出かけたり、家族との時間を持つことができています。また、前職時代はなかなかできなかった読書の時間もとれるようになりました。
ワーク・ライフ・バランスで大切にしていることがあれば教えてください。
休日はできる限り仕事のことは考えず過ごすよう心がけています。また、子どもが2歳になるまでは育児休暇をとり、勤務時間を短縮することで保育園の送迎等を行っていました。高知県庁では、家庭の状況や自身の体調等に応じた働き方の制度があるので、活用できるといいと思います。
これから受験される方へのメッセージをお願いします。
児童福祉に関わる仕事は責任も大きく、大変なことも多いですが、職場全体で協力しながら業務に取り組むことができます。また、高知県庁全体として福利厚生が整っており、子育て世代でも働きやすい職場だと思います。
ぜひ、未来を支える高知の子どものために一緒に働きましょう。