先輩職員からのメッセージ(試験区分:教育事務)
試験区分:教育事務(平成31年度採用)
所属:教育政策課
異動歴:高知南高等学校 → 現所属
現在の担当業務を教えてください。
高知県教育委員会事務局の職員に係る給与制度に関すること、知事部局等との連絡調整、統計調査、課の庶務・総務、財産管理などを担当しています。給与担当として、正確に支給事務を行うため、給与制度について日々勉強しています。
また、教育委員会事務局の主管課としての事務局内とりまとめ、課の庶務担当としての課内とりまとめを行うことが多いため、事務局内及び課内の職員の方々と積極的にコミュニケーションを取るよう心がけています。
先輩職員のある一日
午前 |
・メールチェック ・公印審査 ・調査の回答とりまとめ、起案 ・国の統計調査等報告資料作成 |
午後 |
・メールチェック |
なぜ、この職を志望しましたか?
まず一番に、「学校で働きたい」という気持ちがあり、教育事務を選びました。
学生時代を思い返すと、学校の事務室に特に何かをしに行くことはあまりありませんでしたが、事務室が、生徒や教員のみなさんが困ることのないようにと動いてくれて、何か困ったときの駆けつけ場所という存在だということを認識したとき、とてもありがたい気持ちになりました。私もそんな存在になりたいと思ったのがきっかけで、本職を志望しました。
実際に仕事をしてみて、この職に対する採用前のイメージと異なりましたか?
採用前は、教育事務職員は「先生をサポートする」というイメージが強かったですが、実際は先生のサポートではなく、もっと主体的に学校運営に関わる職でした。
例えば、機器の故障の際や、校内の修繕が必要な際は現場に直接足を運び、現状を把握し、業者の方へ説明したりと、学校環境を整備する業務があります。
ほかにも、予算の執行及び管理等を行ったり、教職員の給与や服務に関すること、生徒の授業料等に関することなど、多岐にわたる業務を行っています。
教育事務職員は、サポートという立場ではなく、学校唯一の行政職員としての専門性を活かし、学校運営の一部を担っています。
これまで担当してきた業務でやりがいを感じたことは?
授業料に関する業務を担当した際、保護者の方と直接関わることが多かったため、分かりやすく簡潔な説明をするよう心がけていたところ、対応した保護者の方からお礼の言葉をいただいたときに、「誰かの役に立った」と実感し、やりがいを感じました。
ほかにも、公務員試験を受験する生徒の面接指導を担当し、面接練習の回数を重ねるたびに自信をつけている姿を見て、その子の成長を身をもって感じたときの感動と、合格を報告しに来てくれたときの満面の笑顔は忘れられません。通常業務+αの業務でしたが、生徒の成長を直に感じることができる数少ない瞬間のため、引き受けてよかったと思いました。
仕事上で困ったとき、どうやって解決しましたか?
自分で試行錯誤をする時間は大事だと思っていますが、一人で考える時間は〇分まで!とマイルールを作り、その時間を過ぎても分からないときは、先輩や上司に、現状と困っていることを伝え、アドバイスをもらうようにしています。
初めて担当する業務などは特にわからないことが多いので、何時間もその業務に手をかけるのではなく、早めの相談をすることが組織としても効率が良いと思っています。
オフタイムの過ごし方について教えてください。
最近購入したカメラを持ち、景色や星空を撮りにドライブに出かけ、リフレッシュして過ごしています。
ほかには、見たかったドラマをまとめて見たり、読みたかった本を読んだり、スポーツをしたり、家族と団らんしたり、ショッピングに出かけたり、とにかく休日を満喫しています。
最近は、1,000ピースのパズルを完成させることと、ベーグルを焼くことが目標です。
ワーク・ライフ・バランスで大切にしていることがあれば教えてください
休むときは休む、仕事をするときは仕事をする、帰るときは帰る、遊ぶときは遊ぶ、やるなら何事にも全力でやりきる、という気持ちと、心の声を大事にしています。
これから受験される方へのメッセージをお願いします。
子どもたちにとって、また、教職員にとって、毎日通う学校がすてきな存在になるような環境作りをしたいと思っています。現在は現場を離れていますが、学校へ帰ったときに自分にできることは何なのか、ということを常に意識して日々業務を行っています。
ぜひ、より良い教育の場を一緒に作りませんか?一緒に働ける日が来るのを楽しみにしています。