先輩職員からのメッセージ(試験区分:建築)
試験区分:建築(令和2年度採用)
所属:建築課
異動歴:なし
現在の担当業務を教えてください。
県有施設の設計・施工・維持修繕に関する業務を行っています。また、建築課の業務で必要となる基準・書式等の作成及び改正に関する業務もしています。加えて、国や他県および市町村の建築技術担当者との連絡調整等もしています。
先輩職員のある一日
午前 |
・メールチェック ・関係者(市町村)との打合せ ・課内向け資料作成 |
午後 |
・工事現場にて定例会参加(施工者、施設管理者等との全体の打合せ) |
なぜ、この職を志望しましたか?
県外の大学で建築について学び、就職活動では、施工分野の民間企業か建築行政で迷いましたが、施主側の目線で計画段階から維持管理まで携わる、建築行政の仕事に魅力を感じました。また、地元高知に帰ってきて働きたいという気持ちも大きかったです。
実際に仕事をしてみて、この職に対する採用前のイメージと異なりましたか?
採用前はデスクワークばかりのイメージをしていましたが、実際には、担当する物件の現場に行くことも多く、施工者だけではなくあらゆる方々との打合せを重ねることも多くありました。また、宿毛市の離島や冬季の四国カルストなどの特殊な現場を担当したときは、県内であってもなかなか行くことのない所に通うなど、貴重な体験もできました。
これまで担当してきた業務でやりがいを感じたことは?
大規模な新築物件を担当したときは、物価高騰への対応や県の他課、外部との調整など、様々な課題もありました。周りに助けていただくこともありましたが、無事に建築物が完成したときはとてもやりがいを感じました。
また、完成後も、施設の管理者の方から運用の過程で相談を受けることもあり、県の組織の中 での建築職のもつ役割や意義を感じながら、業務に取り組んでいます。
仕事上で困ったとき、どうやって解決しましたか?
最近は資料の電子データ化が進んできており、データ上で文献や過去事例の検索によって解決を図ることができます。
また、建築職では異動先も同じフロア内の場合が多く、周りはあたたかい方々ばかりなので、気軽に聞くことができます。ほとんどのことがその段階で解決することができますが、過去に一人で悩んでいると、上司の方が気づいてくれて一緒に解決してくれたこともありました。
ワーク・ライフ・バランスで大切にしていることがあれば教えてください。
早出遅出勤務やテレワークの取組が最近充実しており、仕事と私生活どちらかに偏りがでないように、積極的に利用しています。
また、私生活ではリフレッシュすることを大切にしており、コロナ渦の時にはできなかったこと(旅行や人との集まり)を楽しんでいます。夏期休暇などを利用して長めの休みをとることもできるので、各地を巡っています。
使ってよかった!高知県職員のワーク・ライフ・バランス
利用してよかった制度は、早出遅出勤務です。出勤時のラッシュを避けることができますし、夕方にかけて関係者からの連絡が多いため、定時退庁の時間を後ろにずらすことにより、時間外勤務の減少にも繋がっています。
これから受験される方へのメッセージをお願いします。
建築行政というのは、知名度があまりない職種かもしれませんが、公共工事を取り扱う上で必要不可欠な職種です。建築職は、私が所属している課のほかにも、建築指導行政や住宅行政に携わることもあり、様々な立場で仕事ができることもこの職種の魅力です。年の近い職場の同僚はもちろんのこと、年が離れた先輩方とも気軽に話ができる環境の職場ですので、皆様と一緒に働ける日を楽しみにしています。