育児休業中の経済的不安を解消し、
従業員が育児に専念できる環境を提供

①貴社の取り組み内容を教えてください。

　育児休業中の従業員に対しても公平な待遇を提供するため、賞与の算定期間に関して特別な配慮を行っています。具体的には、育児休業を取得している期間でも、賞与の算定対象となる期間については、最大で2カ月分を支給対象とすることとしています。
　この取り組みによって、従業員が育児と仕事の両立をしやすくし、育児休業中の従業員が職場復帰後も安心して業務に集中できる環境を提供することを目指しています。

②取り組むことになったきっかけは？

　給与に関して、公的給付金の受給額が80％に満たない場合、差額を支給していますが、賞与については欠勤扱いとして支給していませんでした。男性の育児休業取得期間としては1～2ヶ月が一般的に取得されやすいことから、経済的負担の軽減を目的として、賞与に関する新たな制度を導入しました。

③取得しやすい職場づくりに向けて取り組んでいることは？

　子育て中の従業員に対しては、定期的な声掛けやコミュニケーションを通じて、安心感を提供しています。具体的には、育児と仕事の両立に不安を感じている方々に対して、担当者や責任者が積極的に情報を共有し、支援策を検討しています。また、必要に応じて、心理的サポートの提供など、従業員が安心して業務を遂行できるようにしています。

④育休取得者の声を教えてください。

 

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　賞与についても、減額されることなく支給されるため、経済的な不安を感じることなく育児休業を取得することができました。給与面での心配がないことは、精神的にも大きなサポートとなり、育児に集中することができました。

⑤目標や夢をお聞かせください。

　今後も、従業員一人ひとりが安心して仕事とプライベートを両立できるよう、サポート体制のさらなる強化に取り組んでいきたいと考えています。育児休業の取得推進を通じて、従業員が心身ともに健康で、充実した生活を送れるよう支援していきたいと思います。