男性育休推進企業インタビュー

セコム高知株式会社【高知市/サービス業/従業員数110名】

公開日 2026.09.18

職種や働き方に左右されない 
~男性育休が取得しやすい環境の実現に向けて~

①男性の育休取得に向けた体制を教えてください。

当社の過半数を占める警備職の男性社員が育児休業を利用しやすい体制を整備しました。具体的には、各事業所の人員状況や業務量に応じて柔軟に応援勤務を行う「業務サポート課」を本社に設置しています。
通常時は業務量の多い事業所への応援配置が中心となりますが、社員から休業の申し出があった際には、欠員が発生する事業所へと速やかに人員の配置を変更することが可能となっています。

②男性の育休取得の環境づくりに取り組もうと思ったきっかけは?

本取組が行われる前の2023年に、警備職男性社員3名の育児休業取得時期が重複および連続した事例がありました。その結果、他社員の労働時間が増加する期間が数ヶ月に及び、「育児休業取得に対する理解はあるものの、欠員による労働時間の増加を受け入れられない」「不平等である」と感じさせてしまう環境が生じました。
そのため、育児休業の取得を推進するためには、一部の社員にしわ寄せがいく状況を改め、全員が公平に働ける体制を整えることが重要であると考えます。

③取得しやすい職場づくりに向けて、日ごろ意識していることや、労務管理担当者の役割を教えてください。

育児に向き合うライフステージや考え方は人それぞれ異なります。そのような環境において重要なのは、身近な先輩や後輩、上司の中に育児休業を取得した経験者がいるかどうかだと考えています。
身近に事例があることで、その時が来たときに自然と育休についての話ができたり、取得して良かったことや気をつけるべき点をリアルに情報交換できれば、男性育休は自ずと取得しやすくなっていくのではないでしょうか。
現在の労務管理担当者は、男性育児休業の取得経験があり、メリットや注意点を包み隠さず伝えています。また、家計やキャリアに不安を抱える社員に対しては、制度や補助金の内容を分かりやすく説明し、少しでもその不安を解消できるよう努めています。

④実際に育休を取得された社員の方の声をお聞かせください。

シフト勤務ということもあり、取得申請前は「勤務に穴を空けること」への躊躇がありました。しかし、所属長をはじめ会社全体で育児休業の取得に向けた調整を行っていただき、出産当日の急な勤務変更にも同僚が快く対応してくれたおかげで、安心して取得することができました。  
育児休業期間中は家事や育児、妻のサポートに集中することができ、とても充実した時間を過ごすことができました。
今後は、自身の経験を通じて社内の理解を深め、社員が安心して休暇を取得できる職場環境づくりに貢献していきたいと考えています。

⑤今後の展望をお聞かせください。

お客様により良いサービスを提供し続けるためにも、社員が安心して働き続けられる環境を整備することが大事だと考えております。
そのため、今後も本運用を継続し、育児休業や介護休業をはじめとした各種休暇が取得しやすい職場環境の維持・向上に取り組んでまいります。
 

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