トランスポート
陸の玄関
高速道路
四国の高速道路は、四国縦貫自動車道、四国横断自動車道、高知東部自動車道、阿南安芸自動車道により構成されており、四国を8の字の形で結ぶことから、「四国8の字ネットワーク」と呼ばれています。
「四国8の字ネットワーク」の整備により、自然災害時の救急活動や支援物資の輸送等の経路の確保に加え、交流人口や商圏の拡大などによる地域経済の活性化が期待されています。
高知県内では、整備中の区間があるものの、高速道路の延伸により、高知市のある県中央部から東部、西部への利便性が高まっています。
鉄道
日本最後のローカル新線として誕生した「ごめん・なはり線」は、県中央部の南国市から県東部の奈半利町までを結び、各駅には高知県出身の漫画家「やなせたかし」さん作の土地や風土の特徴を活かしたマスコットキャラクターが設置されています。
また、高知市街から郊外まで、76の停留場でまちをつなぐ路面電車は、現存する路面電車では日本最古であり、高知県民の生活の足として100年以上利用されています。路面電車が通る道は「電車通り」として親しまれ、電車の外装に広告を配した「ラッピング電車」が、まちに彩りを添えています。
空の玄関
高知龍馬空港
国内で初めて人名を冠した空港で、東京(羽田)国際空港、成田国際空港、名古屋(小牧)空港、大阪(伊丹)空港、神戸空港、福岡空港との往復便が就航。2500m滑走路1本を有する高知県の空の玄関として観光やビジネスの拠点になっています。
海の玄関
高知新港
太平洋にゲートを開く高知の海の玄関口。
コンテナ船は、中国および韓国への定期航路が週2便あり、釜山港を経由すれば世界各国との輸出入が可能です。
その他、高知県の良質な石灰石などのバルク船や国内外からのクルーズ船も数多く来港するなど、県内海上物流の要衝として高知県経済を支える国際物流・交流拠点となっております。
ガントリークレーン
近年の船舶大型化に対応するため、大型船に対応可能なオンデッキ5段積・13列対応型ガントリークレーンを増設し、荷役機能の向上に努めています。
宿毛湾港
四国西南地域の海の玄関として開港した宿毛湾港は、4万tクラスの大型船舶着岸にも対応可能な岸壁の他、3バースを整備しています。
その背後には7haの埠頭用地を有し、隣接する団地との連携により多種にわたる原材料や製品の輸送にも対応できます。