廣瀬製紙株式会社

公開日 2023年03月22日

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本社 高知県土佐市高岡町丙529イ
HP https://www.hirose-paper-mfg.co.jp/

今求められるものを作るのではなく5年、10年後を見据えた商品開発を

どのような会社ですか?

今までにない製品を生み出す探究心

不織布

創業者の故・廣瀬晋二は、日本で最初の合成繊維「ビニロン」を用いた湿式不織布の開発に成功し、1958年に廣瀬製紙を設立しました。その後、電池メーカーとアルカリ乾電池用セパレータの共同開発に取り組み、国内のトップメーカーに成長しました。

不織布とは文字通り「織らない布」であり、繊維同士を様々な方法で結合させたシートです。マスクや包装紙など身近なものから、宇宙関連の資材まで幅広く使われています。

創業以来、常に世界トップクラスの技術を目指し、世界一薄い抄紙技術を有するなど、海外市場からも高く評価されるグローバル企業です。

水の中に紙の繊維を溶かし込ませ、水を漉くことで均一な紙をつくる和紙の技術を進化させるとともに、伝統の技術を使いながら今までにない製品を生み出す探究心は、創業当初から今日までずっと育まれています。

どのような仕事ですか?

世界に向けて独自技術で新商品を開発する

乾電池セパレータ

世界トップクラスの独自技術が認められ、海外での売上比率は80%に達します。欧州、アジア、北米、南米と世界中のお客様に商品を提供しています。単三・単四乾電池セパレータでは世界シェア3割に達し、電磁波を防ぐシールド材は、iPhoneなどスマートフォンにも組み込まれています。当社が製造する高機能フィルターを使用したナノファイバーマスクは、花粉、PM2.5、ウィルスなどの空気中の微粒子を99%カットする業界初の画期的な商品で、高知県地場産業大賞も受賞させていただきました。

また、人口増による飲み水不足が世界的な社会問題となっていますが、当社が開発・製造したフィルターは、海水を飲み水にできる技術で問題の解決に大きく貢献しています。

弊社の製品は、カスタマーのニーズごとに開発・製造するため、オンリーワンのものづくりの全工程にダイレクトに携わることができる、やりがいのある仕事です。

アピールポイントは?

将来に向けた知識を学ぶ各種研修制度

弊社で働く人材は、高知県出身者をはじめ、U・Iターンの方や外国人などグローバルでバラエティ豊かな仲間が集結しています。若手社員は口をそろえて、「アットホームな雰囲気」を当社の魅力と言います。

業務の一部には、大学と連携して研究開発を行う分野もあるので、より専門性を深めたい場合も最適です。愛媛県に紙産業を学べる大学院があり、そこで学び知識を身に付けることで、製品づくりに生かせることから、大学院留学(紙産業特別コース)も行っています。

また、営業の戦略性を高めていくためにマネージメント研修や、社会人大学院MBAなど、様々な研修を受けてもらうようにしています。

【研修制度】入社前研修、技能継承制度、人材育成プロジェクト、紙産業初任者人材養成講座、紙産業中核人材育成講座、リーダーシップ研修、マネジメント研修、社会人大学院MBA、大学院留学(紙産業特別コース)

【福利厚生】部活動支援制度、社員寮、健康診断、インフルエンザ予防接種、育児休業、介護休業

馬醫光明さん

お話を伺った方

廣瀬製紙株式会社 取締役 馬醫 光明さん

 

企業データ
設立 本社1958年
資本金 2,000万円
従業員数 全体98名
平均年齢 全体39歳
職種 技術開発
雇用形態 正社員
給与 技術開発17.8万円、賞与(2回/年)、昇給制度あり
勤務時間 8:20~17:00
休日 年間休日102日
ホームページURL https://www.hirose-paper-mfg.co.jp/

お問い合わせ

商工労働部 企業誘致課
TEL:088-823-9693
FAX:088-823-9268