株式会社ミロク製作所

公開日 2022年02月25日

本社 南国市篠原537-1
HP https://www.miroku-mfg.co.jp/

匠の技が生み出すこだわりのものづくりが芸術品のような銃をつくる

どのような会社ですか?

世界から高い信頼を勝ち得たミロクの銃

工場外観

弊社は生産する銃の99%を米国のブローニング社を通じて世界中で販売しています。銃は一丁一丁手作業で作っており「ミロクの銃は10万発撃ってもガタひとつこない」と言われるほど高い耐久性を持ち、世界中から信頼を得ています。

更に、銃づくりの技術は工作機械や自動車用木製ハンドルにも応用展開されています。

グループ会社の株式会社ミロクテクノウッドでは、木製で作る銃床の技術を応用して、自動車のハンドルや木製レバーを製作しています。また、ミロク機械株式会社ではガンドリルマシンやラッピングマシンなどの工作機械の製造・販売も行っています。

会社の成り立ちは?

明治に遡る猟銃事業がルーツ

銃

1893年、弥勒蔵次が猟銃の製造を始めたのが事業の始まりです。一時期はクジラを撃つ捕鯨砲も製作していました。1946年に前身となる株式会社ミロク工作所が設立され、1951年には国内での猟銃製造が解禁となり、本格的な猟銃の量産を開始しました。そして1966年、アメリカのブローニング社と提携し、国際市場への展開がスタートしました。

検査

彫刻

どのような仕事ですか?

さまざまな工程を経て誕生する銃

銃づくりには、妥協なきこだわりが随所に詰め込まれています。銃づくりの工程には、金属加工をはじめ彫刻、木工、組み立て、調整など、さまざまなものづくりの技術が融合しています。銃身とレシーバーの合わせ面は100分の1ミリの隙間も許されず、弊社が誇る世界最高レベルの耐久性を可能にしたのも、ものづくりのプロ達が持つ高いスキルからなる、ぴったりと部材同士をはめ合わせる「ゼロ篏合」へのこだわりです。

弊社の製造部では、このような猟銃の生産に携わっていただきます。その他、開発部、生産技術部などの間接的に猟銃生産に関わる部門と、総務部、経理部などの管理部門があります。

アピールポイントは?

先輩の指導のもと一人前のプロに

様々な技術の集合体である一丁の銃づくりには、たくさんの人が携わっており、また、高いスキルが求められます。製造部門に配置された場合は、多様な工程のうちの一つに配置され、先輩社員から丁寧な指導を受けて、一人前のプロフェッショナルへと育っていきます。

また、弊社では、従業員持株会、福祉会制度、自己啓発活動援助制度、各種サークル活動援助制度や猟銃免許取得の補助制度などの各種制度や、サークル活動として、野球部やクレー射撃をするガンクラブもあります。ガンクラブでは、芸西村にある会社直営の射撃場で腕を磨いています。

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お話を伺った方

株式会社ミロク(グループ持株会社)
人事部 対馬 真さん

従業員インタビュー①

人とのコミュニケーションが好きだから人と関われる仕事にやりがいを感じる

永野 春奈さん(入社3年目 総務部人事課)

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担当している仕事について

人との出会いを大切に業務を行う

入社前は公務員を目指していましたが、ご縁があり会社訪問したことをきっかけに入社を決意しました。入社以来、人事関係の業務を担当しています。人と人との出会いを大事にして、日々業務を行っており、従業員から「助かったよ」と言われた時に働きがいを感じます。仕事を通じて、業務の取り組み方や社会人としての考え方などが身についたと思います。

永野春奈さん

会社の自慢

私は人とのコミュニケーションが好きなので、いろいろな人と関われる業務にやりがいを感じています。

また、職場はコミュニケーションが取りやすく安心して働ける環境であり、楽しい雰囲気で仕事を行っています。

休みの日には同僚や先輩と食事に行ったり、野球部の応援に行ったりと楽しく過ごしています。

1日のスケジュール
6:30 起床 お弁当を作って、出社の準備/身支度をして、車で出勤します。
8:05 始業 朝礼後、当日のスケジュールを確認してから給与業務を開始します。
12:00 昼食 同僚とお話ししながら昼食をとります。
12:45 午前中と同じく、給与業務を行います。給与締めは間違いが許されないので気を使います。
17:00 退社 終わったら寄り道はせずに帰ります。
18:00 帰宅 夕食を食べたり、家事をしたり、趣味のゲームをしたり、次の日に向けてリフレッシュをします。
23:00 就寝 翌日の仕事に向けて、できるだけ早く寝るように心がけています。

従業員インタビュー②

憧れの「匠」を目指して、機械操作と手仕事の両方を極めたい

濵田 翔也さん(入社2年 製造部 機械1課 機械1係)

濵田さん

入社を決めた理由について

高校時代の工場見学で見た「匠の技」がカッコよく、自分も身につけたいと思ったことがきっかけです。同時に、他社にはない「銃」を作っている点にも魅力を感じました。

担当している仕事について

主にライフルの銃身に弾を装填する「薬室」の加工を担当しています。金属を加工するのは主に工作機械を使いますが、機械では難しい細かな精度が求められる部分は手作業で行います。

まだまだ新人の部類ですが、今後は任せてもらえる範囲をもっと広げて、一つひとつの作業を正確に、だけどもっと早くできるようになりたいです。

仕事中

会社の自慢

周りのみんなが優しいところです。自分のことを気にかけてくれ、仕事中はもちろん、休憩時間も気さくに話しかけてくれます。

普段からコミュニケーションをとっているので、仕事で分からないことがあった時も聞きやすいです。

また、残業も少なく、夏休みや冬休みなども長いのもうれしいです。休日は友人と映画を見たり、中学校から続けているバレーボールの練習をしたりしてリフレッシュしています。

1日のスケジュール
7:00 起床 身支度をして車で出勤します。
7:40 出勤 朝の渋滞を避けるために早めに出社。
8:05 始業 朝礼後、その日のスケジュールを確認して業務を始めます。
12:10 昼休み 自作のお弁当を食べます。
12:55 午後の業務開始。加工や検査など。
17:00 退社 残業はほとんどありません。
17:30 帰宅 夕食を食べたり、翌日のお弁当の準備をしたりします。
24:00 就寝 夜ふかしはあまりしません。
企業データ
設立 創業1893年、設立1946年
資本金 8,000万円
従業員数 251名
平均年齢 41.0歳
職種 猟銃の製造及び販売
雇用形態 正社員、嘱託、パートタイマー(時間給)
給与 正社員高卒 162,000円、大学卒 195,000円、パートタイマー900円/時間
賞与(2回/年 夏・冬)、昇給あり(1回/年)
勤務時間 8:05~17:00 休憩65分 7時間50分勤務
休日 124日/年間 土・日・年末年始・夏期休暇・祭日(一部)
ホームページURL https://www.miroku-mfg.co.jp/

お問い合わせ

商工労働部 企業誘致課
TEL:088-823-9693
FAX:088-823-9268