当社は、「人は時と共にあり、企業はニーズに応えてある。堂々たる王道を歩み、世界のトップメーカであろう。」を経営理念とし、みなさまの生活を幸せにするためのものづくりに取り組んでいます。

愛知県にある親会社のタイム技研株式会社は、ガス、水用のバルブ、電子基板の開発設計製造を行っており、タイム技研高知株式会社では、そのうちの、水の流れを制御するバルブを製造しています。

製品は、ガス給湯器や電気温水器などに使用されており、最近ではウォーターサーバーや浄水器のバルブ製造も増えてきています。

高知県、宿毛市、地域公団（現在の中小企業基盤整備機構）の担当者から熱心なお誘いがありました。

当時の社長であった丹羽公男が、当時の宿毛では働く所が少なく、同級生の多くが県外に出て友達が残っていないという話を聞いて心を痛め、また、日本の工業発展にご尽力された竹内明太郎氏が宿毛出身ということもあり、感謝と恩返しの気持ちから宿毛市への進出を決意しました。

成形した外装に、電子部品などを組み込んで、流れる水の量や、お湯と水を合わせて一定の温度になるような、給湯器の一番重要な部分を作っています。

例えば、電気を使ってお湯を沸かす給湯器のエコキュートに用いる製品の全国シェアは70％あり、その他にも多くの大手メーカーの製品に取り付けられています。

仕事は直接製品を作る製造部門と、その製造を支援する生産管理、生産技術、品質管理や総務などの間接部門があります。立ち仕事で1日500台から1,000台もの部品をつくる製造部門は、コツコツ作業ができる人、体力がある人を、製造を支える間接部門は、明るく元気がある人や対外的な対応ができる人を求めています。

お話しを伺った方

タイム技研高知株式会社
取締役 総務部 部長　西尾伊津さん

家族と地元が好きで、地元で就職したいと考えていました。ものづくりに興味があり、学校の職場見学でこの会社を訪問したとき、社員の皆さんのスキルが高く格好いいなと感じ、入社したいと思いました。

現在は製造部ラインで製品検査をしています。検査員として大切にしているのは、不良品を絶対に出さないように1台1台集中して検査を行うこと。私は職能資格者でもあるので、将来は、取引先からの監査にも応対できる、信頼される検査員になりたいと考えています。

女性が多い職場なので、女性に配慮して妊娠、出産、育児が安心してできる会社だと思います。

作業は立ち仕事ですが、妊婦さんは椅子が使用出来ますし、社員同士のコミュニケーションも良好で、突発的なお休みにもお互いが協力し合い対応しています。

また、男性女性に関係無く育児介護休業が取得できます。