DV:ドメスティック・バイオレンス

公開日 2013年01月09日

DV:ドメスティック・バイオレンス(配偶者からの暴力)の防止について

1 DV:ドメスティック・バイオレンス(配偶者からの暴力)の防止

 DVとは、一般的には配偶者や恋人など親密な関係にある、または、あったパートナーからの体や心への暴力のことです。
 暴力にはさまざまな形態があり、殴る、蹴るといった身体的暴力は言うまでもなく、暴言や無視、逆に交友関係の監視、また、生活費を渡さない、避妊に協力しないといったこともDVにあたります。

 DVは、犯罪となる行為をも含む重大な人権侵害にも関わらず、親しい関係の中で行われるため、周囲には気づかれにくく、被害者が我慢する中で深刻化してしまう傾向があります。

 そのため、早期の発見、対応が大変重要となります。

2 配偶者からの暴力とは?  

 配偶者からの暴力には、身体を傷つける行為だけでなく、次のようなさまざまな暴力があります。
 多くの場合は、何種類かの暴力が重なって起こっています。

 【身体的暴力】
   ・なぐる、ける
   ・首を絞める
   ・物を投げつける
   ・刃物を突きつける
   ・腕をねじる
   ・身体を傷つける可能性のある物でなぐる

 【精神的暴力】
   ・大声で怒鳴る
   ・「誰のおかげで生活できるんだ」「甲斐性なし」などと言う
   ・何を言っても無視して口をきかない
   ・実家や友人と付き合うのを制限したり、電話や手紙を細かくチェックする

 【経済的暴力】
   ・生活費を渡さない

 【性的暴力】
   ・いやがっているのに性行為を強要する
   ・見たくないのにポルノビデオやポルノ雑誌を見せる
   ・避妊に協力しない     など・・・

3 暴力が与える影響

 【被害者への影響】
 DVは、被害者の心身に多大な影響を与えます。その後何年も身体的に不調であったり、PTSD(心的外傷後ストレス障害)やうつの症状に苦しむこともあります。
 また、暴力をふるわれ続けることによって、次第に感情がなくなる、無気力状態に陥る、自己評価が低くなる等とも言われています。

 なぜ逃げないのか?
  恐怖感・・・・・逃げたら殺されるかもしれない
  無力感・・・・・誰も助けてくれない
  複雑な心理・・・優しい時が本当の姿。
          今度こそ変わってくれるかもしれない
  経済的問題・・・収入がなく、逃げても生活できない
          仕事をやめなければならない
  子ども・・・子どもに危害を加えるかもしれない
        転校させるのは可哀そう
        父親(あるいは母親)がいなくなると可哀そう     ・・・など   

 【子どもへの影響】
 DVを目撃することで、子どもの心身にも様々な症状があらわれると言われています。
 例えば、「情緒不安定」「攻撃的な態度」「感情表現や問題解決に暴力を用いる」・・・など。

 加害者が子どもにも暴力をふるっている場合や、DV被害者がより弱い立場にある子どもを虐待したり、無気力になることで育児を放棄(ネグレクト)している場合もあります。
 子どもの目の前で暴力をふるう「面前DV」は子どもの心を深く傷つける行為であり、暴力が直接子どもに向けられたものではなくても、児童虐待にあたります。

4 加害者の特徴

 加害者は、年齢や学歴、職種、年収、社会的地位等に関係がないといわれます。
 人当たりが良く、社会的信用もあり、周囲の人からは「家で妻に対して暴力を振るっているとは想像できない」と思われている人がいる一方、普段から誰に対しても暴力的で、見知らぬ人に対しても言いがかりをつけて暴力を振るう人もいます。
 また、配偶者への暴力が重大な人権侵害であるとの意識が低く、自分を正当化する傾向があるため、同じことを繰り返す危険性があります。
 加害者は、「暴力をふるっても、とがめられない相手」として配偶者を選び、人目につきにくい家庭という場所を選び、意図的に暴力をふるっている確信犯なのです。

5 協働による被害者支援

 被害者が、地域で安心して暮らすことができる環境づくりを進めるためには、行政だけではなく、様々な関係機関、県民の皆様のご協力が不可欠です。
 日ごろの業務や近所づきあいの中などで、被害者が発するサインに気づいたら、「配偶者暴力相談支援センター」や「こうち男女共同参画センター『ソーレ』」、市町村のDV担当課など、DVの相談ができるところがあることを伝えてください。

6 被害者支援計画

 高知県では、DVを防止し、被害者を保護・支援するための取組を、総合的・体系的に行うための計画を策定しています。
 現在、第3次「高知県DV被害者支援計画」(計画期間:平成29年4月から平成33年4月)に基づき、様々な取組を行っています。
 計画の詳しい内容は、下記をご覧ください。 

  ▲第3次「高知県DV被害者支援計画」を策定しました
  〇第3次「高知県DV被害者支援計画」 詳細版[PDF:43MB]
  〇第3次「高知県DV被害者支援計画」 ダイジェスト版[PDF:7MB]
  ※ ファイルサイズが大きいので、ダウンロードに時間がかかります。
  ※ ダイジェスト版は3つ折りのため、ページ順が仕上がりと違います。


  ◆ 第3次「高知県DV被害者支援計画」の策定に係る検討状況
   第3次計画の策定に関する検討状況です。
   第3次「高知県DV被害者支援計画」の検討について
   

 ■ 第2次「高知県DV被害者支援計画」について

  第2次「高知県DV被害者支援計画」(平成24年3月策定)  

   〇第2次「高知県DV被害者支援計画」(ダイジェスト版) [PDFファイル/6.51MB]

   〇第2次「高知県DV被害者支援計画」(詳細版) [PDFファイル/39.5MB]     
  ※ファイルサイズが大きいので、ダウンロードに時間がかかります。
    また、ダイジェスト版は3つ折りのため、ページ順が仕上がりと違います。

 

7 相談施設及び連絡先

相談先 女性相談支援センター
(配偶者暴力相談支援センター)
こうち男女共同参画センター「ソーレ」 警察
対象者 女性・DV被害者である男性 女性・男性(加害者、被害者とも) 暴力被害者
電話番号 088-833-0783 ○女性向け:088-873-9555(相談電話)
○男性向け:088-873-9100(予約電話)
○警察本部の総合相談係
 (#9110または088-823-9110)
○最寄りの警察署の生活安全担当課
相談時間等 ○月曜日から金曜日:9時から22時
(17時15分から18時を除く)
○土・日・祝日:9時から20時
※年末年始を除く。
○女性向け:9時から12時、13時から17時
○男性向け(予約制):第1・第3火曜日、
第4水曜日 18時から20時
※休館日(第2水曜日、祝日、年末年始)を除く。

○夜間・休日は当直が対応します。
○身に危険がある等の緊急を要する場合は、
最寄りの警察署に110番通報をしてください。

 

 

連絡先

高知県 文化生活スポーツ部 県民生活・男女共同参画課
住所: 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号(本庁舎5階)
電話: 消費生活担当 088-823-9653
生活安全担当 088-823-9319
女性の活躍推進室 088-823-9651
NPO担当 088-823-9769
ファックス: 088-823-9879
メール: 141601@ken.pref.kochi.lg.jp

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