歴史

土佐国建依別

「とさ」の呼称は、古くから国産みの神話のなかで、土佐国建依別(とさのくにたけよりわけ)とよばれ、雄々しい男の国とされています。

戦国時代には七雄が並び立ちましたが、長宗我部氏が土佐を統一、その後、関ヶ原の合戦で西軍に味方して破れた長宗我部氏に代わって、慶長六年(1601年)山内一豊が土佐二十四万石の国主として入国しました。

幕末には、坂本龍馬など多くの志士を輩出。

明治維新には板垣退助などが自由民権運動を起こし、「自由は土佐の山間より」とうたわれるようになりました。

また、中江兆民、幸徳秋水などの思想家、岩崎弥太郎などの実業家、牧野富太郎、寺田寅彦などの学者と、数多くの偉人を輩出しました。

西暦 元号 出来事
935 承平5年 紀貫之解任され帰京(土佐日記成る)
1468 応仁2年 前関白一條教房が四万十市(旧中村市)に移る
1574 天正2年 長宗我部元親が四万十市(旧中村市)から一條兼定を追い、土佐を統一する
1600 慶長5年 長宗我部盛親除封、山内一豊が土佐国主となる
1852 嘉永5年 漂民中浜(ジョン)万次郎が米国から帰国する
1866 慶応2年 坂本龍馬が薩長連合に成功する
1871 明治4年 廃藩置県、高知県となる。林有造が初代大参事(知事)に就任
1876 明治9年 日曜市が本町に開かれる
1881 明治14年 自由党が結成され、板垣退助がその総理となる
1945 昭和20年 高知市大空襲
1946 昭和21年 南海大地震が起こる。吉田茂が総理大臣となる
1973 昭和48年 四国の水がめ「早明浦ダム」が完成
1997 平成9年 高知工科大学が開学する
2002 平成14年 よさこい高知国体が開催される。「ごめん・なはり線」開通
2003 平成15年 高知自動車道が須崎市まで開通
2006 平成18年 「土佐二十四万石博」が開催される
2008 平成20年 「花・人・土佐であい博」が開催される
2010 平成22年 「土佐・龍馬であい博」が開催される。高知自動車道が中土佐町まで開通
2011 平成23年 「志国高知 龍馬ふるさと博」が開催される
2013 平成25年 ねんりんピックよさこい高知2013が開催される
2013 平成25年 高知自動車道が四万十町窪川まで開通
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