この装置は競輪の補助を受けて導入しました。
機械装置の電源線を通じて伝わるノイズ(伝導ノイズ)のEMC試験を行う機器である。具体的には、(1)機械装置の電源線を通じて放出される伝導ノイズの測定(エミッション)、(2)機械装置の電源線(通信線)に無線機器由来の伝導ノイズを加え、機械装置の誤作動の有無等を評価(イミュニティ)することができる。
使用料項目 | 伝導EMC試験システム |
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機器の仕様
メーカー | (株)テクノサイエンスジャパン |
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型式 | ESR3 他 |
スペック | (1)伝導エミッション試験【CISPR14-1、電気用品安全法技術基準 別表第10、別表第12 J55014-1:H27 等】 ・妨害波端子電圧測定 [周波数範囲]9kHz~30MHz [測定機器]疑似電源回路網(ENV216、単相15A) ・妨害波電力測定 [周波数範囲]30MHz~300MHz [測定機器]吸収クランプ(TKT-10)、クランプ自動走行台 (2)伝導イミュニティ試験 無線周波電磁界によって誘導する伝導妨害に対するイミュニティ【JIS C61000-4-6:2017】 [周波数範囲]150kHz~80MHz [注入治具]CDN M1、CDN M2/M3(スイッチ切り替え)、CDN M4、CDN S8、EMクランプ (3)EUT(被試験機器)用電源 ・単相プログラム電源 DP030S 3kVA ・三相ノイズカットトランス NCT-J 5.5kVA
※【 】は主な対応規格 |
特記事項 |
伝導エミッション試験は、試験室(シールドルーム)の関係上、完全な規格準拠ではないため、認証試験前後の対策用途にご利用ください。 |
導入年度 | 令和4年度 |
導入事業名等 | 財団法人JKA「公設工業試験研究所等における機械設備拡充補助事業」 |
お問い合わせは 生産技術課 まで