この装置は競輪の補助を受けて導入しました。
金属材料・製品の破損原因の究明や欠陥解析
金属顕微鏡は、研磨した試料の表面を高倍率の光学顕微鏡で、詳細に観察・撮影することのできる装置です。今回導入した装置には、デジタルカメラ、プリンターなども付属しており、画像処理による簡易計測、形状測定等が可能です。また、金属組織の結晶粒度測定機能(JIS G0551 準拠)、鋳鉄分野向けの黒鉛球状化率測定機能(JIS G5502準拠)も有しています。
実体顕微鏡は、低・中程度の倍率で深い被写界深度(ピントの合う範囲が広い)を活かして、金属材料のマクロ的な破断面観察や溶接部品の観察を行う顕微鏡です。こちらにもデジタルカメラが付属しています。
使用料項目 | 光学顕微鏡 |
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機器の仕様
メーカー | (株)ニコン |
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型式 | ■金属顕微鏡 MA200 ■実体顕微鏡 SMZ1500 |
スペック | ■金属顕微鏡(写真左) 1 金属顕微鏡本体 2 写真撮影装置(デジタルカメラ) 3 プリンター 4 画像処理装置(簡易計測等) ・倒立型(明視野、暗視野、微分干渉観察可能) ・総合倍率:50倍~2000倍 ・写真撮影装置:500万画素デジタルカメラ ・画像処理装置 ■実体顕微鏡(写真右) ・LEDリング型照明 ・総合倍率:7.5倍~112.5倍 |
特記事項 |
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導入年度 | H21 |
導入事業名等 | 財団法人JKA補助事業 「公設工業試験研究所設備拡充補助事業」 |
お問い合わせは 生産技術課 まで